AIアーティストが世界を舞台に。新レーベル『SHIFT-ENTER-MUSIC』の挑戦

音楽の新境地を切り開く『SHIFT-ENTER-MUSIC』の挑戦

2025年に設立されたAIアーティスト専門のレーベル『SHIFT-ENTER-MUSIC』が、急速にその存在感を高めています。この新しいレーベルは、音楽界における技術革新を取り入れた作品を発表することを目的としており、すでに多くのリスナーに支持されています。特に注目が集まっているのは、主力アーティストであるReDia（リディア）です。

グローバルな展開とリスナーの急増

ReDiaは、設立からわずか3ヶ月で103カ国にわたるリスナーを獲得しました。特筆すべきは、そのリスナーの約60%が海外からのもので、この結果は同アーティストが推進するワークアウト・フィットネスというテーマが、世界中で需要があることを示しています。楽曲は全て英語で制作されているため、国を超えた共感を得やすいという利点もあります。

SNSとストリーミングでの成功

TikTokにおいては、累計200万回以上再生されており、「RECKLESS LOVE」や「PUSH THE LIMIT」といった曲が特に人気を博しています。レビューでは「エネルギーをもらえた」との声が多く寄せられ、フィットネスシーンでの活用が広まっています。また、Spotifyでは月間リスナーが24,000人に達するなど、デジタルプラットフォームへの進出も果たしています。

AIと音楽の未来

レーベル名の「SHIFT-ENTER」には、音楽の流れを止めずに新しい要素を加え続けるというメッセージが込められています。音楽は常に進化してきたものであり、AIという新たなツールを用いることで、その進化の過程に貢献しようとしています。レーベルの設立者である田中亮介氏は、音楽が持つ可能性を最大限に引き出すために、AIと人が協力する重要性を強調しています。

今後の展望

『SHIFT-ENTER-MUSIC』は国内外の企業やブランドとのタイアップを視野に入れ、音楽のビジネス活用を研究しています。AIアーティストのキャラクター展開やイベント、店舗のBGMとしての楽曲提供など、様々な活用法が模索されています。これからの音楽シーンにおいて、新しい風を吹き込む彼らの活動から目が離せません。さらに新しいアーティストの育成にも期待が寄せられており、今後の展開に注目が集まっています。