氷川きよしの音楽旅
2025-01-17 12:06:16

氷川きよし、25周年コンサートで魅せる壮大な音楽の旅

氷川きよし、25周年コンサートで魅せる壮大な音楽の旅



1月17日、東京・有明ガーデンシアターにて、氷川きよしの「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25th Anniversary Concert Tour ―KIIZNA―」が開催されました。この特別なコンサートには、6500名のファンが駆け付け、氷川は未発表曲を含めた全30曲を披露しました。

コンサートは、昨年8月に開催予定であった復活コンサートの初日として位置づけられており、台風の影響で延期されていたため、多くの期待が寄せられていました。この公演をもって大宮や大阪での25周年記念コンサートが完遂し、氷川は新たな気持ちで2025年に突き進む決意を示しています。

氷川は2022年12月に活動休養に入り、昨年8月には1年8か月ぶりにステージに立ちました。その中で、オープニングナンバー「WALK」から登場した氷川は、襟にスワロフスキーが施された黒の燕尾服を身にまとい、会場は大きな歓声で迎えました。自ら作詞した曲を披露し、深い思いを観客に語りかける姿は感動を呼びました。

さらに、白の燕尾服に着替えて登場した際、「歌は我が命」を力強く歌い上げるとともに、故郷からの旅立ちを描いた「出発」や「きよしのズンドコ節」などの人気曲を次々と披露し、ファンはペンライトを振って応えました。この日は、スクリーンに映し出された氷川の過去と未来についてのメッセージも、観客に強い印象を残しました。

コンサートでは、年末の「紅白歌合戦」で見せた白紋付黒袴に衣装を替え、「ちょいときまぐれ渡り鳥」を歌うなど、バラエティに富んだ選曲が続きました。親友の彦摩呂もステージに招かれ、観客と共に思い出を語り合う場面もあり、温かな雰囲気が漂いました。

演歌の名曲「白雲の城」では幻想的な映像と共演し、観客は氷川の表現力に引き込まれました。サプライズゲストとして木根尚登が登場し、TM NETWORKの「SEVEN DAYS WAR」を一緒に歌うシーンでは、会場が一体感に包まれました。二人のコーラスが織りなす温かさが心に響きます。

初公開となる楽曲「はじまり」は、氷川自身の幼少期の思い出を歌詞に込め、木根の楽曲によって感動を届けました。また、父に向けたバラード「FATHER」では観客による涙も見受けられました。

アンコールでは氷川は、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」を日本語歌詞でカバーし、その圧倒的な表現力に観客は心を奪われました。その後もロックなナンバーが続き、特に「限界突破×サバイバー」のパフォーマンスでは全席が立ち上がり、会場は最高潮に達しました。

最後に「碧し」を歌い上げ、ファンへの感謝の気持ちが込められた盛りだくさんの約3時間のコンサートは、音楽のジャンルを超えた圧巻のステージでした。さらに、1月31日にはこのコンサートの模様が劇場版として公開される予定で、ファンにとって見逃せない特別な映像が届けられます。新たに発足するファンクラブ「KIINA’S LAND」も楽しみなニュースです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: コンサート 氷川きよし KIINA

トピックス(邦楽全般)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。