音楽の永遠を感じながら
神奈川県民ホールが主催する特別な音楽体験、C×Baroque 「大塚直哉が誘うバロックの世界」Vol.4が、3月22日(土)と23日(日)の2日間にわたって開催されます。この公演では、バッハ作曲の《クラヴィーア練習曲集》に焦点を当て、響きあふれるバロック時代の世界へと誘います。
バッハは、ただ名作を残した偉大な作曲家であるだけでなく、音楽を通じて自らの芸術を世界へ発信することに情熱を注いだ職人でもあります。特に《クラヴィーア練習曲集》は彼の集大成とも言える作品で、音楽の技術を駆使した曲群から、多様な音楽の奥深さを垣間見ることができます。
バッハの「招待状」と「挑戦状」
大塚直哉氏は、このシリーズの演奏を通じて、バッハの意図を伝えたいと語ります。彼は、バッハの作品が聴く人に対する招待状でありながら、同時に音楽の理解を試す挑戦状でもあることを強調します。この複雑な魅力に触れることで、観客はバッハの音楽の真髄を感じることができるでしょう。
劇的な音楽の瞬間をライブで
今回の公演では、2日間にわたって、全3部構成で多彩なバッハの作品を一気に演奏。美しい音色のチェンバロやオルガンの響きと共に、深い感動を共有する時間が提供されます。特に、初めて触れる方にも親しみやすい甘美な旋律と、音楽の通をもうならせる技巧が見事に融合しています。
公演の詳細
- - 日時: 3月22日(土)14:00〜17:45(入場13:30)
- - 演目: 第1巻の6つのパルティータ、第2巻のイタリア協奏曲など
- - 3月23日(日)14:00〜16:00(入場13:30)は、アフタートークも予定されています。観客と直接対話しながら、音楽についての深い理解を深める機会となります。
チケット情報とアクセス
入場には事前のチケット購入が必要です。一般チケットは4,000円、学生は特別料金2,000円で販売されており、入手方法も多様です。公式サイトや窓口での取り扱いがあり、複数のアクセス途が準備されていますので、ぜひお早目にお求めください。
神奈川県民ホールは、音楽の情熱をもって地域文化の充実を図っている確かな場所として知られており、今回の公演はその集大成とも言える大きな節目と言えるでしょう。出演者の大塚直哉氏は、皆様のご来場を心よりお待ちしております。是非、バッハの音楽の世界を一緒に体感しましょう!
この特別な機会に足を運び、バロック音楽の豊かさを自らの耳で確認してみてはいかがでしょうか。音楽が持つ力を再認識し、新しい発見を楽しめる貴重な場となること間違いありません。