小室哲哉が語る珠玉のアルバムたち、ムック『小室哲哉読音2』に迫る

小室哲哉の創作の旅を辿る

音楽界の巨星、小室哲哉が自らの音楽の足跡を振り返る特別なムック、『小室哲哉読音2』が2025年11月28日に発売されます。本書では彼が手掛けたアルバムの中から特に思い入れのある5作品について、深く掘り下げられます。この特別なプロジェクトは、音楽ファンにとって必見です。

語られる5つのアルバムの魅力

小室氏が選んだこの5枚のアルバムは、以下の通りです：

- TM NETWORK『Self Control』（1987年）

小室哲哉が音楽シーンで一躍知名度を上げるきっかけとなったこのアルバム。シンセサイザーを駆使した独特なスタイルは、当時のファッションとも相まって大きな衝撃を与えました。

- 小室哲哉『Digitalian is eating breakfast』（1989年）

一人のアーティストとしての彼の能力が全開になった作品。このアルバムでは、ポップミュージックとテクノの融合が感じられ、彼の個性が光ります。

- TMN『EXPO』（1991年）

グローバルな視点で制作されたこのアルバムは、世界中のリスナーを魅了。ライブパフォーマンスと相まって、その世界観はさらに拡がりを見せました。

- globe『Relation』（1998年）

海外進出を果たし、大ヒットを記録。この作品は、当時の音楽シーンに革命をもたらすと同時に、彼自身の音楽スタイルを進化させる重要な一枚でした。

- Kiss Destination『GRAVITY』（1999年）

シンセポップやハードロックなど、ジャンルを超えた多様性が魅力。音楽性の幅広さを示す一枚でもあります。

特別な対談とインタビュー

本書では、小室氏が周囲のアーティストとの関係を語る場面も見どころです。特に印象深いのは、岡村靖幸氏との対談。互いの音楽に対する考え方や価値観が交わされ、双方の音楽家としての成長が描かれます。また、TM NETWORKのメンバーである宇都宮隆氏と木根尚登氏へのインタビューも収録され、彼らの視点から見た小室氏の影響力や創作プロセスが語られます。

さらに、制作に関わった浅倉大介氏ほか5名のインタビューもあり、彼らの見解から小室氏の音楽的思想がより深く理解できる内容になっています。

まとめ

音楽の枠を超えたアートとしての小室哲哉の世界。このムック『小室哲哉読音2』は、彼の創作活動の真髄に迫り、多角的にその魅力を伝える一冊です。音楽愛好者はもちろん、小室氏に影響を受けたすべての人々にとって、愛読する価値のある内容となっています。

発売日は2025年11月28日で、定価は2,530円（税込）。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。彼の音楽の旅を一緒に感じてみましょう。