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04 Limited Sazabys「YON EXPO'25」レポート

4年ぶりに開催された04 Limited Sazabysのワンマンライブ「YON EXPO'25」が、11月8日と9日の2日間にわたりお台場のTOYOTA ARENA TOKYOで行われました。このイベントでは、ライブパフォーマンスに加え、射的やダーツなどのアミューズメントエリア、さらに数多くの飲食ブースが揃い、多彩な楽しみを提供しました。

大人の文化祭

ボーカルのGENが「大人の文化祭」と表現したこのイベントは、音楽だけでなく様々なアクティビティが共存するお祭りのような雰囲気を醸し出していました。特に、4年のブランクを経て再登場したライブは、メンバーもスタッフも一丸となり、これまで以上に力を入れた内容となっていました。

テーマはカーレース

今回の「YON EXPO」のコンセプトはカーレース。レーシングチーム「YON RACING」に所属する4人のレーサーが登場し、ライブは「F-04 Grand Prix」という名のレースをテーマに展開されました。演出にはチェッカーフラッグ柄の巨大ゲートやサーキットのギミックが取り入れられ、オープニングムービーでは往年のF1中継を彷彿とさせる内容が流れ、観客を一気に引き込むことに成功しました。

熱気あふれるステージ

ライブはGENの「ついてこれる？」という言葉で始まり、オープニング曲「Every」が流れるとともに、満員の会場はたちまち熱気に包まれました。レーシングスーツに身を包んだバンドメンバーが演奏を進める中、観客も一緒に盛り上がり、クラウドサーフィンやモッシュが発生。楽曲「swim」ではハンズクラップが会場中に響き渡り、「kitchen」ではオーディエンスが一体となって揺れ動いていました。

ライブのダイナミズム

GENの言葉通り、レースは加速し続けました。続く「Galapagos」や「mottö」などではオーディエンスとの一体感を生み出し、会場全体がエネルギーに満ち溢れました。特に「mottö」は見事なアレンジで、オリジナル曲もまるでフォーリミの楽曲のように浸透していました。

クライマックスへ

後半戦では、定番曲「Grasshopper」や「monolith」が披露されると、ライブはさらに最高潮に達します。GENは東京への思いとともに「Night on」を届け、全体が美しい光の演出に包まれるなか、大合唱が響き渡りました。観客も感情を高ぶらせ、ジャンプや手拍子で応じる姿が印象的でした。

感謝のメッセージ

ライブは終盤を迎え、GENが「今年もありがとうございました」と感謝の言葉を述べると、「Letter」や「hello」など、観る者の心に響く楽曲が続きました。GENは「自分なりのゴールに近づいていればいいな」と語り、オーディエンスへの愛と感謝を表現しました。

アンコールの盛り上がり

アンコールでは、幕間のムービーに続き「Terminal」が演奏され、その後に定番の「Give me」でライブが締めくくられました。最後には来年のフォーリミの日に向けたメッセージも飛び出し、参加したファンは新たな期待を胸に会場を後にしました。

終わりに

「YON EXPO'25」は04 Limited Sazabysにとって特別な意味を持つライブでした。彼らの創り出す音楽体験は常に進化を続けており、ファンとの絆もますます深まっています。次回の彼らの活動にも、ぜひ注目していきたいですね。

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