エル・システマジャパンが新たな寄付先に選ばれる
東京都千代田区に本拠を置く一般社団法人エル・システマジャパンが、コモンズ投信の社会課題解決プログラム「コモれび」の第3回寄付先に選ばれました。このプログラムは、コモンズ投信株式会社が提供するもので、ファンドの信託報酬の一部を使用して、非営利団体を支援することを目的としています。
エル・システマジャパンは、音楽教育を通じて子どもたちの成長をサポートしており、今回の寄付により、71万2千円の支援を受けることができました。寄付授与式は10月6日にエル・システマジャパンの事務所で行われ、コモンズ投信と主要投資家である株式会社かんぽ生命保険の代表者も参加しました。
「音楽の力」で社会貢献
「コモれび」は、親子のWell-beingをテーマに、社会課題解決に寄与する取り組みを行っています。エル・システマジャパンは、この理念と深く結びつく活動を行っているとして、寄付先として高く評価されました。
寄付金は、音楽家やティーチングアーティストの謝金、交通費、ボランティアの交通費など、音楽活動を支えるための様々な用途に使われる予定です。これは子どもたちに対して充実した音楽プログラムを提供するための重要な資金となります。
菊川代表理事のコメント
エル・システマジャパンの代表理事である菊川穣氏は、寄付授与式の際、「この度は、私たちの活動理念とコモンズ投信の『共創』というコンセプトが交差した特別な機会である」とコメントしました。菊川氏はまた、コモンズ投信の社員とのつながりが、現在の支援につながったことに感謝の意を表し、さらに音楽を愛する人々との新たなつながりを期待しています。
エル・システマジャパンの背景
エル・システマジャパンは、音乐教育を通じて、福島県を中心に多くの子どもたちの成長をサポートしています。もともと南米ベネズエラで始まったこのプログラムは、世界中に広がり、日本でも震災を経て、音楽を通じた教育が行われるようになりました。
近年では、児童養護施設でのバイオリン教室の活動を始め、すべての子どもが音楽に触れ、共に学び合うことを重視しています。これからも、音楽が人々をつなぎ、共生社会を築くための活動を続けていく方針です。
音楽の力を信じて
エル・システマジャパンは、子どもたちに夢や希望を持たせるため、音楽を通じて様々な経験を提供することに尽力しています。寄付金を受けて、この活動をさらに充実させることで、これからも次世代を担う子どもたちにとっての大切な居場所を作り続けます。
今後もエル・システマジャパンの活動を見守っていただければ幸いです。また、関心を持たれる方は、公式ホームページを通じてさらなる情報をご覧ください。