淡路島の至福
2025-12-17 11:28:33

淡路島の古民家で味わう至福の料理と音楽の夕べ

淡路島の古民家で味わう至福の料理と音楽の夕べ



淡路島に位置する料理宿「海里」は、食料自給率が110%を誇る地元の食材をふんだんに使用した郷土料理を提供しています。最近、ここで行われた特別なコラボイベントには、ポップス系ヴァイオリニストのまつおかのどか氏が参加し、魅力的な音楽と料理を楽しむひとときが実現しました。

「海里」は囲炉裏の火の温もりに包まれ、田園の美しい風景を眺めながら、まるで夢の世界に足を踏み入れたかのような体験を提供しています。店主の岡野満は、淡路島の“良いもの”を集めた究極の体験を目指し、地域の旬の食材だけでなく、陶器やガラス器、地元の飲み物や装飾、さらには香りにまで徹底したこだわりを見せています。このような取り組みは、単なる地産地消を超え、淡路島の魅力を五感で感じられる演出となっています。

今回、まつおかのどか氏とのコラボイベントは11月30日に行われました。彼女は淡路島の自然や人々に惹かれ、3年間もこの地で暮らした経験を持つアーティストであり、「一緒に楽しめるヴァイオリンの音色」をテーマに演奏活動を行っています。この特別なイベントには、1部・2部合わせてわずか12名のみが参加し、晩秋ならではの趣向を凝らした料理とともに素晴らしい音楽体験を堪能しました。

泡盛を伴う至高の料理の数々



この日の特別コースでは、店主岡野が選び抜いた地元産の旬の食材を用いた「一期一会」のスタイルで提供されました。まず、ヴァイオリンのウェルカム演奏に続いて出されたのは、「アオリイカと瀬戸内キャビア」。初めて聞く組み合わせに驚きながらも、その繊細な味わいがアオリイカと見事に調和していました。続く「天然キノコと有精卵のロワイヤル」は、山で自ら採取したムラサキシメジを使った一皿で香りが際立っていました。次に登場した「ハマチのカルパッチョ」は色とりどりの仕上がりとなり、ウイキョウとマリーゴールドが美しさを際立てました。

第2回の演奏が終わった後に提供されたのは「雲丹と唐墨の鉄鍋パスタ」。福良産の雲丹を贅沢に使い、さらに店主自らが唐墨を削りかける演出が印象的でした。
続く「渡り蟹のリゾット」と「カマスの炭火焼き」は共演し、日本らしい洗練された味わいを生み出しました。メインディッシュに待っていたのは、淡路島産のブランド黒毛和牛を使用した「椚座牛の炭火焼き」。囲炉裏で独特の火加減で仕上げられ、その豊かな香りとともに絶妙な味わいを楽しみました。最後は「さつま芋と塩キャラメルアイス」で、思わず驚く温度の対比が見事な一品。お好みの飲み物を締めくくりに、特別な料理体験が幕を閉じました。

まつおかのどか氏の魅力的なパフォーマンス



今回のイベントでは、まつおかのどか氏の演奏も特別な体験でした。古民家の座敷という日本特有の空間で、西洋のヴァイオリンが見事に融合し、観客たちに数センチの近距離での演奏が繰り広げられました。お客様とともに楽しむヴァイオリンの音色を探求する彼女は、松田聖子の名曲を演奏し、お客様のリクエストにも応えた葉加瀬太郎の「情熱大陸」を迫力満点に披露。最後には彼女のオリジナル曲も交え、淡路島をテーマにした楽曲を演奏し、参加者全員を魅了しました。

淡路島の素晴らしい自然の中で、特別な人たちとともに過ごしたこの一夜は、参加者にとって忘れられない思い出となりました。お料理の繊細な味わいや音楽の魅力に心を打たれ、また来たいと思う気持ちが募ります。もちろん、「海里」では今後も音楽や多様なジャンルとのコラボイベントを企画しており、私たちも楽しみです。

今後の開催に期待を寄せながら、淡路島の魅力を再発見する旅に出かけてみてはいかがでしょうか。


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