声優と宝塚スターが贈る新感覚舞台『幻色江戸ごよみ』

新感覚の舞台体験、語り芝居の魅力

2025年9月4日、東京都港区の六本木クラップスで声優・渡辺菜生子と元宝塚歌劇団の男役スター・緒月遠麻が共演する舞台が上演されます。この公演は、宮部みゆきの短編小説『幻色江戸ごよみ』から「侘助の花」と「庄助の夜着」を題材にした語り芝居です。NAO-SORAプロデュースとして創出されるこの舞台は、江戸の風情を語りと音楽で鮮やかに描き出します。

色彩豊かなキャスト

この舞台には、渡辺菜生子だけでなく、緒月遠麻、歌の彩星りおん、そしてギターの森正明といった才能豊かなアーティストが参加します。特に、渡辺菜生子は『ちびまる子ちゃん』のたまちゃん役として知られ、彼女の豊かな声の表現力と演技力がこの舞台に新たな息吹をもたらしています。元宝塚の華やかさと、彼女の語りは、観客を魅了することでしょう。

一方、緒月遠麻は元宝塚の男役スターとして、舞台においても抜群の存在感を発揮します。彼女の表現力とキャラクターへの深い理解が、江戸の情緒を生き生きと描き出すことが期待されます。

舞台の背景とプロジェクトの志

NAO-SORAプロデュースは、渡辺菜生子が新たに立ち上げた舞台プロジェクトであり、かつて故・TARAKOさんと共に行っていた「NAO-TA!プロデュース」の理念を受け継ぎながら、文芸作品を新たな形で提供することを目指しています。このプロジェクトは、声優と物語の魅力を融合させることで、観客に貴重な体験を贈ります。