フェンダーが韓国に新法人設立！音楽界の新たな拠点へ

フェンダーが韓国市場へ進出、Fender Music Korea設立

フェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ・コーポレーション（FMIC）は、韓国に現地法人「Fender Music Korea」を設立したことを発表しました。この新しい法人は、フェンダーやSquier、Gretsch、EVH、Charvel、Jacksonなどのブランド製品を韓国国内で正規販売する役割を持ち、共に成長を目指します。Fender Music Koreaは2025年の10月1日から正式に営業を開始します。

ゼネラルマネージャーにはジャック・キムが就任し、アジアパシフィック地域の統括を行うエドワード・バド・コールのもとで、マーケティングやカスタマーサービスの強化が進められます。コールは、長年のパートナーであるGuitarnet社とPK International社への感謝の意を表し、韓国におけるフェンダーの強いレガシーを利用して消費者にさらなる成長をもたらしたいと語りました。

GuitarnetのCEO、ジョン・パクは、これまでFMICと築き上げた韓国市場での成功に誇りを持ち、Fender Music Koreaが韓国のミュージシャンに高品質な製品を提供する期待を寄せています。また、PK International Inc.のウィリアム・パクも、フェンダー製品を韓国市場に広める名誉を感じており、今後もFender Music Koreaが音楽市場において成長を促進すると信じています。

Fender Music Koreaの設立目的は、FMICのグローバル戦略との連携を強化し、販売およびマーケティング業務の統合的管理によって、韓国市場での成長を実現することです。音楽とカルチャーの面で影響力を増す韓国において、フェンダーはミュージシャンと正規販売店を支援する姿勢を明確に表明しています。

FMIC CEOのアンディ・ムーニーは、韓国は非常に活気に満ちた音楽市場であると述べ、新法人設立がリテーラーやミュージシャンとの関係を深化させる一助になると期待を寄せました。この新たな取り組みは、フェンダーのダイレクト・トゥ・ディーラー（直販）モデルを活用し、効率的なサポートや最新製品へのアクセスを提供することで、販売店および消費者にとって大きな利点をもたらします。

ジャック・キムも新たにゼネラルマネージャーとしての役割について意気込みを表明。Fender Music Koreaが韓国市場にスムーズに参入し、パートナーや消費者へ高い価値を提供する準備が整っていると語っています。FMICは音楽の力を信じ、初心者からプロフェッショナルまで全てのプレイヤーがその旅路を進む手助けをすることを目指しています。

したがって、Fender Music Koreaの設立は単なる法人設立にとどまらず、韓国音楽市場に新たな風を吹き込み、創造的なエネルギーを生み出す重要なステップとして位置づけられているのです。さらに、Fenderは音楽業界における新しいチャプターを開くこととなるでしょう。