高千穂町での『ドラマティック古事記』の詳細
2025年5月18日、高千穂町武道館にて『スーパー神話音楽劇 ドラマティック古事記ー神々の愛の物語ー』が上演される。この舞台は、日本の古代の歴史と神話をテーマにし、古事記の物語を音楽と舞踊で表現する壮大な作品です。チケットはすでにカンフェティで販売されており、特設サイト【カンフェティ】(https://www.confetti-web.com/@/shinwakojiki2025)から購入できます。
この音楽劇は、著名な脚本家・劇作家である故・市川森一の手によるもので、彼が「古事記」をテーマにした作品は特に念願のものでした。彼が「古事記を知らずして日本を語れない」と豪語していた通り、作品には深い日本文化への理解と愛情が込められています。
古事記の舞台化の歴史
市川が原作した『古事記』の舞台化は、もともと2005年にラジオドラマとしてスタートしました。彼の逝去後の2013年には、満を持して宮崎で初の舞台化が実現。その後、演出が何度も変わりながらも、市川作のエッセンスはしっかりと引き継がれ、多くの観客を魅了してきました。2018年には東京の新国立劇場オペラパレスでも上演され、全国にその名を広めています。
キャストの魅力
今回の上演では素晴らしいキャストが集結しています。イザナキ役に西島数博、イザナミとアマテラス役には浅野瑞穂が扮し、黄泉の王スサノオを河野鉄平が演じます。涙の精霊アメノウズメ役には吉本真由美、響の神役に岩切響一が参加。さらに、アメノミナカヌシ役には藤間直三が登場し、物語を鮮やかに彩ります。特に市川森一が信頼を寄せた語り部・柴田美保子の存在が物語に深みを与えています。
賛助出演として、橘太鼓響座ジュニアと伊達バレエ団バレエスクールも参加し、舞台にさらなる迫力を添えています。
スタッフの陣容
音楽面では、松本俊行が音楽監督を務め、花柳達真と西島数博が振付を担当します。美術や照明、音響を手掛けるユニークブレーンの技術により、視覚と聴覚で楽しむことができる演出が期待されます。また、制作は高千穂町と市川森一古事記製作プロジェクト、株式会社エヌディプラスが協力し、後援には高千穂町教育委員会や商工会、観光協会が名を連ねています。
公演の詳細
公演は2025年5月18日の日曜日に予定されており、開場は14:00、開演は15:00、終演予定は16:30です。全席自由のチケットは、カンフェティで5,000円(税込)で販売中。入場は0歳から可能で、3歳以上はチケットが必要です。観客にとっては、神話の里・高千穂町での特別な体験となることでしょう。
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