中国最大音楽フェスにボカロP集結！2025年北京での特別DJステージ

中国最大音楽フェスでボカロ文化の祭典が開催！

2025年5月2日から4日まで、中国北京市にて「2025年北京スーパーストロベリー・ミュージック・フェスティバル」が開催される。主催は、モダンスカイ。株式会社ドワンゴが主催する、ボカロ文化の集大成ともいえる「The VOCALOID Collection」や、人気企画「超ボカニコ」のクリエイターの中から選ばれた4名が特別DJステージ「The VOCALOID Collection TIME」に出演することが決定した。これは日本と中国の音楽カルチャーが交差する貴重な機会と言えるだろう。

ストロベリーミュージックフェスとは

「ストロベリーミュージックフェス」は、2009年に始まり、2024年12月までに中国49の都市で延べ161回の開催を誇る、国内でも有数の音楽フェス。800万人以上の観客を集め、数多くのアーティストが参加するこのフェスは、中国の新世代の音楽シーンを牽引する重要なイベントとなっている。近年は、日本のロックやポップミュージックを代表するアーティストが続々と参加しており、ファンからの期待も高まる一方だ。

出演するボカロPとDJたち

今回は、ボカコレランキングでの躍進を遂げたボカロPたちが登場する。具体的には、シンガーソングライターとして活躍する南ノ南、ジャズポップから知名度を上げた夏山よつぎ、独自のR&Bスタイルで人気を誇るなみぐる、さらに軽快なDJパフォーマンスを提供する音楽プロデューサーTeddyLoidが参加する。彼らはそれぞれ異なるスタイルを持ち寄り、観客を魅了すること間違いなしだ。

- TeddyLoid：日本とアメリカを拠点に活躍するDJアーティストで、多数のヒット作を手がけてきた。最近の代表作には、Adoの「踊 / 唱」がある。

- 夏山よつぎ：2018年から活動を開始し、ポップ感溢れるボカロ曲を制作するマルチクリエイター。特に「ころしちゃった!」は急速に人気を集めた。

- なみぐる：サックスDJとしても知られ、独特のスタイルで楽曲を制作。代表作には「ずんだパーリナイ」がある。

- 南ノ南：コミカルな楽曲を中心に製作するボカロPであり、様々な音声合成ソフトを使った楽曲を展開している。

クリエイター連携プログラム

ドワンゴでは、日本のクリエイターが世界で活躍し、逆に世界のクリエイターが日本の舞台で力を発揮できるようにするための取り組み、つまり「Asia Creators Cross」プログラムを推進。今回のボカロPの出演もこのプログラムの一環に位置づけられており、今後も国境を越えたクリエイターのネットワーキングの場を増やしていく方針だ。