ビヨンセのパリ公演にロエベが手掛けた衣装が光る！

アメリカの音楽シーンを代表するアーティストであるビヨンセが、2025年6月21日にフランス・パリのスタッド・ド・フランスで開催した「カウボーイ・カーター・ツアー」において、スペシャルな衣装を身にまといました。これらの衣装は、名門ブランド・ロエベが手掛けたもので、ビヨンセの圧倒的な存在感をさらに引き立てる素晴らしいデザインが施されています。

まず、ビヨンセが披露した1ルック目は、豪華なラインストーンがあしらわれたペイズリー柄のボディスーツを基盤にしています。このボディスーツの上には、同じくペイズリー柄を使用したダメージ加工のデニムショーツが組み合わされており、カジュアルさとエレガンスが見事に融合しています。この最初のルックは、ビヨンセ特有の力強さと献身を感じさせるスタイルです。

続いて、2ルック目では、箔加工が施されたニットのボディスーツを披露しました。これには、タイトフィットのハイネックレザーボレロを重ね着し、さらにはペイズリー柄とブランドの象徴であるアナグラムがプリントされたシアリングコートを才能豊かに組み合わせています。このスタイルは、スクエアタイプのサングラスや、フリンジのデザインが施された「オンダ」のサイハイカウボーイブーツと共に、非常に洗練された印象を与えます。

3ルック目では、ラインストーン装飾のあるバーバンディーのチェック柄シャツとそのスカートのセットにカウボーイベルトを合わせ、エッジの効いたファッション感覚を際立たせました。このルックには、炎をモチーフにした模様のある「オンダ」のサイハイカウボーイブーツを取り入れることで、印象的かつダイナミックなビジュアルが完成しました。

そうしたビヨンセのスタイルだけでなく、彼女の長女であるブルー・アイビーも同じくロエベのデザインの衣装を着用しました。ブルーは、ペイズリー柄にアナグラムがあしらわれたトップスと、ドレープを効かせた同様のデニムパンツを身にまとい、母親と同様に引き立った個性を見せています。これにより、2人の母娘が共にそのファッションセンスを発揮する場面は、ファンにとっても特別な思い出となったことでしょう。

ロエベが手掛けたこれらの衣装は単なる衣服ではなく、ビヨンセのパフォーマンスの重要な要素であり、彼女のアーティストとしてのキャリアを物語る象徴的なスタイルとなりました。このように、彼女はステージ上でただ歌うだけではなく、ファッションを通じても自己表現を行っているのです。ビヨンセのカウボーイ・カーター・ツアーにおけるファッションは、視覚的な満足だけでなく、アートとしても高く評価されるものであると言えるでしょう。これからも、ビヨンセとロエベの共演に注目です。