HYBEの過去最高の業績
HYBEは、2026年度第2四半期において売上高1兆4,500億ウォン(約1,628億円)、営業利益1,709億ウォン(約191億円)を記録し、四半期で過去最高の業績を達成しました。これはHYBEの歴史において、売上高が1兆ウォンを初めて超えたことに相当します。
売上の内訳
主要な売上は直接参加型と間接参加型の両方からもたらされ、特に直接参加型売上は公演と音盤・音源のリリースにより大幅に向上しました。公演部門は6,477億ウォン、音盤・音源部門は3,268億ウォンを記録し、間接参加型ではMD(商品)・ライセンス部門で3,106億ウォンという新たな記録を樹立しました。
BTSのカムバックが影響
特に、BTSが4月から行っている『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'』が大きな影響を与えました。このツアーは、米国のアナログレコードとCDの販売数で1位を獲得し、韓国の音楽輸出国としての地位を強化しています。
しかし、BTSの影響は単なる数字に留まりません。ツアーによる経済効果が地域にも波及し、「BTSノミクス」という新たな概念が登場しました。さらに、7月20日にはFIFAワールドカップ歴史的決勝戦のハーフタイムショーに登場し、グローバルな存在感を強調しました。
HYBE MUSIC GROUPのアーティストたち
2026年度上半期には、HYBE MUSIC GROUP所属のアーティストたちが新アルバムのリリースとともに活動を開始しました。この結果、上半期のアメリカで最も売れたアルバムTOP10の半数をHYBEのアーティストが占め、マルチレーベル戦略が奏功しています。
また、サークルチャートによると、BTSやTOMORROW X TOGETHER、ENHYPENなどが次々とミリオンセラーを達成しました。特にKATSEYEやCORTISの活動は目を引くもので、KATSEYEは「2026 American Music Awards」で3冠を獲得し、CORTISはデビューEPで525万枚の販売を達成しました。
アーティストの活発な公演
HYBE MUSIC GROUPのアーティストたちの公演活動も目を引きます。上半期には12組が119回の公演を実施し、2026年度下半期には200回以上の公演が予定されています。ENHYPENの『BLOOD SAGA』やLE SSERAFIMの『PUREFLOW』など、各グループが異なる地域で大規模なツアーを実施し、コンサートの需要が高まっています。
成長するWeverse
アーティストの活動の活性化によって、Weverseも成長を続けています。第2四半期には月間アクティブユーザー数が過去最高の1,443万人に達し、ユーザーの支出も前年同期比で大きく増加しました。これにより、アーティストの活動とファンのエンゲージメントがさらなる相乗効果を生み出しています。
HYBEの未来への展望
HYBEのCEO、イ・ジェサンは「今回の実績は、ビジネス革新への絶え間ない努力の結果であり、今後も成長戦略を推進していく」と話しました。その姿勢は、アーティストとの連携を深め、音楽市場での強力な地位を確立するための今後の施策につながるでしょう。アーティストたちの活発な活動と市場での影響力は、HYBEの今後の戦略に大きく寄与していくに違いありません。