神戸での初開催！障がい児と家族が共に楽しむファミリーコンサート

神戸で初のファミリーコンサート開催

2025年1月17日、新開地アートひろばにて「0歳からのファミリーコンサート」が開催されます。このイベントは、重症心身障がい児や医療的ケアを必要とするお子様とその家族、さらには健常児とその家族も一緒に楽しめる内容となっています。主催は特定非営利活動法人EPOで、障がい児とその家族、支援者が集えるコミュニティ「COCOLON」が運営する注目のイベントです。

社会的課題に挑む

厚生労働省が発表した2019年の調査では、医療的ケアを必要とする子どもを持つ家庭の65.3%が外出の難しさを挙げています。おむつ交換や医療デバイスの管理、人的サポートなど、具体的な課題が壁となっているのです。これに対して、COCOLONでは参加しやすい環境を整え、障がいを抱えたお子様でも安心して楽しめるプログラムを提供しています。

ファミリーコンサートの見どころ

ファミリーコンサートは、障がいのある子どもたちやそのきょうだい、家族が気軽に参加できるよう配慮されています。平日は通常東京都内で行われ、昨年のタワーホール船堀では38組162名が参加しました。今回は神戸での初開催となり、地域でのつながりを大切にしたイベントとして期待が寄せられています。

本格的な演奏の魅力

コンサートでは、音楽家グループ「音のなかまたち」による生演奏が披露されます。アーティスト「やまキッズ」を中心に構成され、子ども向けの楽曲に加え、各楽器に焦点を当てたアレンジも予定されています。「にじの向こうに」や「公園に行きましょう」の楽曲が演奏され、参加者が音楽に触れ楽しむことができます。さらに、演奏のリクエストも受け付けられ、その場で即興演奏を楽しむことができるコーナーも設けられています。