アフリカの音楽と未来を考えるイベント、iUとキャスタリアが共催

iUとキャスタリアの共催イベントでアフリカを考える

2025年8月、横浜にて開催される第9回アフリカ開発会議（TICAD9）の関連イベントとして、iU（情報経営イノベーション専門職大学）とキャスタリア株式会社が共催する二つのイベントが注目されています。これらのイベントは、「アフリカの音楽とカルチャー」と「アフリカの政治と未来への責任」という二つの視点から、アフリカの多様な姿を掘り下げ、日本との新たな関係性を模索することを目的としています。

イベント詳細

1. 日本の歌と『遠い大陸』アフリカ

- 日時: 2025年8月19日（火） 19:00〜21:00
- 場所: iU 墨田キャンパスおよびオンライン配信
- 配信URL: YouTube配信リンク

このセッションでは、日本のポピュラー音楽においてアフリカがどのように表象されてきたのかを探求します。音楽は、しばしば社会の鏡ともなり、アフリカをテーマにすることで日本人自身の内面や時代の精神を映し出すことがあります。アフリカの音楽とその文化の影響を分析し、参加者と共にアフリカと日本の接点を考える公開対話が行われます。

登壇者:

- 山脇智志（キャスタリア）
- 宮内俊樹、名小路浩志郎（音楽ライター）
- 吉川昌孝（京都精華大学）
- 松村太郎（iU 教授）

2. アフリカの政治と未来への責任

- 日時: 2025年8月21日（木） 19:00〜21:00
- 場所: iU 墨田キャンパスおよびオンライン配信
- 配信URL: YouTube配信リンク

このセッションでは、アフリカが直面する政治的課題や若者の役割について議論します。特に人口の平均年齢が20歳を下回る若い世代が多いアフリカでは、未来への責任がどのように形成されているのか、テクノロジーがどのように社会に影響を与えるかに焦点を当てます。

登壇者:

- 山脇智志（キャスタリア）
- 谷川嘉浩（哲学者）
- 須賀川拓（ジャーナリスト）
- 松村太郎（iU 教授）

参加申し込み方法

参加を希望する方は、以下のPeatixページから無料で申し込みが可能です。会場参加、オンライン参加いずれも事前登録が必要で、先着順となっていますのでお早めに。

iUにおけるイベントの意義

この取り組みは、日本とアフリカの文化や社会に対する理解を深め、多様な価値観を育むことを目指しています。iUは、ICTを駆使し、ビジネスにおける革新を生み出す人材の育成をしています。アフリカは今後のイノベーションの中心地となる可能性を秘めており、本イベントを通じて参加者がアフリカの文化や社会問題に対する理解を深めることは新たな価値創造に繋がると考えています。

登壇者のコメント

松村太郎教授は「アフリカはもはや『遠い大陸』ではありません。音楽やファッション、テクノロジーを通じて、私たちの未来を共に考える場にしたい」と語ります。一方、キャスタリアの代表山脇智志氏は「若者たちのエネルギーと未来への渇望が、アフリカのポテンシャルを引き出す鍵になる」と強調しています。

このようなイベントを通じて、日本とアフリカの間に深く対等な関係を築く一助としていきたいと考えています。