J-WAVE特別番組『RADIO SAKAMOTO extension “長電話”』第4弾
2023年9月28日、J-WAVE(81.3FM)において『RADIO SAKAMOTO extension “長電話”』の第4回目が放送される。この番組は、坂本龍一と高橋悠治が1984年に出版した名著『長電話』を原点に置いた特別プログラムである。番組の務めを果たすのは、坂本自身がナビゲーターとして長年にわたりリスナーに愛されてきた番組『RADIO SAKAMOTO』の延長版であり、その内容は多岐にわたっている。
坂本龍一と高橋悠治
『長電話』は、稀代の音楽家である坂本龍一と高橋悠治によるコミュニケーションの記録を纏めた作品で、その特異なスタイルは多くのアーティストに影響を与えた。ふたりの長電話の内容は、実際の会話の嬉しさと、彼らが音楽を通じて感じる深い絆が詰まったものである。この書籍は、1984年に坂本が主宰する出版社から発行され、以後、音楽界だけでなく、多くの文化人にとっても重要なインスピレーション源となった。
2024年には、長い間絶版だった『長電話』が再刊されることが決定し、多くのファンがその復活を待ち望んでいる。今回の番組もその再発の流れを受けている。
番組の詳細情報
今回の放送では、音楽家の蓮沼執太と小山田圭吾が一緒に「長電話」の手法を用いて語り合う様子が収録されている。声のみのやり取りであるこの形式は、互いの理解を深めると同時に、リスナーにも新たな体験を提供する。彼らが坂本龍一に対してどのような思いを抱いているのかを知る貴重なチャンスでもある。
リスナーは、彼らの親密な会話を通じて、それぞれのクリエイターとしての視点や感情を垣間見ることができるだろう。
また、ナレーションには『RADIO SAKAMOTO』に深く関わるタブラ奏者のU-zhaanが参加する。このように、坂本の音楽仲間たちが一堂に会する特別な時間は、ファンにとって見逃せないものである。
リスナーへのメッセージ
『RADIO SAKAMOTO extension “長電話”』第4弾は9月28日(日)の22:00から22:54に放送される。これに合わせて、J-WAVEでは独自のプログラムも拡充しており、radikoアプリでも配信される。放送開始後は一週間のタイムフリー視聴が可能となっている。
番組を通じて、音楽家同士の深いつながりを感じると共に、坂本龍一の音楽を再評価する良い機会でもある。音楽が持つ力について、皆で考えてみよう。
番組の詳細やリスナーのリアルタイムな反応は、J-WAVEサイトやradikoでチェックしてください。音楽番組の新たな側面を存分に楽しんでもらえればと願っている。