日販とオトバンクが提携
2025-01-16 14:31:38

日販とオトバンクが児童書のオーディオブック制作を開始!新しい読書体験を提案

日本出版販売とオトバンク、児童書のオーディオコンテンツ制作を開始



日本出版販売株式会社(日販)とオトバンクが共同で、児童書の音声コンテンツ制作を進めることが発表されました。この取り組みの第一弾として、人気の作品「ようかいとりものちょう」のオーディオブック版が、2025年1月16日から提供開始される予定です。オーディオブックは、オトバンクが運営する「audiobook.jp」で視聴可能になります。

「生涯読書」への取り組み


日販とオトバンクは“生涯読書”という理念を基に、全ての世代に読み物の楽しさを広めるために、オーディオブックの普及を目指しています。これは、読書を楽しむ選択肢の一つとして位置付けられ、特に子どもたちが楽しめる環境を整えることに注力しています。

2019年6月の読書バリアフリー法施行以降、オーディオブックはますます身近なものとなり、公共図書館でも導入が進んでいます。特に、育児中のオーディオブック利用が注目されており、アンケート結果からは、寝かしつけの時間に子どもと一緒に聴く体験が多くの親に支持されていることが明らかになりました。

親子で楽しむ新しい読書体験


今回の取り組みによって、児童書コンテンツが拡充されることで、親子で楽しむ機会が増え、子どもたちにとって新たな読書体験が広がることが期待されます。日販とオトバンクでは、今後も低学年向けの作品を中心に、さらなるコンテンツ制作を計画しています。また、制作された作品は図書館向けに販売していくことも予定されています。

「ようかいとりものちょう」配信について


  • - 配信開始日:2025年1月16日(第1弾1~4巻)
  • - 第2弾(5~8巻)は2025年1月下旬を予定
  • - 価格:各巻1,078円(税込)
  • - 聴き放題サービスも利用可能(プラン:月額1,330円/年間9,990円)
  • - 詳細URL:audiobook.jp

原作作品の概要


「ようかいとりものちょう」は、著者大崎悌造、絵はありがひとしによる作品で、妖怪によるアクションと痛快な時代劇が融合したストーリーが展開されます。第1弾では、主人公コン七と仲間たちが妖怪お江戸にて難事件を解決し、第2弾ではやがて現れる強敵・天怪との激しい戦いがつづられます。

  • - 各巻のタイトル:
1巻「ようかいとりものちょうさらわれたのっぺらぼう」
2巻「ようかいとりものちょう大どろぼう! ハリネズミ小僧」
3巻「ようかいとりものちょうヌエ対バク! 妖獣大決戦」
4巻「ようかいとりものちょうゼニガメ平次と呪いの妖刀」
5巻「ようかいとりものちょう怪奇! 謎の妖怪忍者 天怪篇壱」
6巻「ようかいとりものちょう激闘! 雪地獄妖怪富士 天怪篇弐」
7巻「ようかいとりものちょう雷撃! 青龍洞妖海大戦 天怪篇参」
8巻「ようかいとりものちょう暗雲! 妖怪お江戸絶体絶命 天怪篇肆」

この新たな試みが、子どもたちとその家族にとって、読書の楽しみをさらに深めるきっかけとなることを期待しています。


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