JASRAC寄付講座で音楽教育
2025-02-14 14:40:18

JASRACが全国6大学に寄付講座を設立し音楽教育を支援

JASRACが全国6つの大学に寄付講座を新設



日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽文化の発展を目指し、著作権に関する公募型寄付講座「寄付講座JASRACキャンパス」を全国6つの大学に設立することを決定しました。この講座は2025年4月以降に順次開始される予定です。

寄付先大学一覧


JASRACは、以下の6つの大学や短期大学に寄付を行います(五十音順):
  • - 大分県立芸術文化短期大学/情報コミュニケーション学科
  • - 昭和音楽大学、昭和音楽大学短期大学部/音楽学部、音楽科
  • - 信州大学/社会基盤研究所
  • - 同志社大学/法学部・法学研究科
  • - 福島大学/全学類
  • - 早稲田大学/大学院法務研究科

この寄付講座は、著作権に従事する人材の育成や、音楽関連の法律制度に関する教育の充実を図るもので、音楽文化を更に発展させることを目指しています。

「寄付講座JASRACキャンパス」の目的


「寄付講座JASRACキャンパス」は、著作権に関する法律や制度、JASRACの管理事業を学ぶために設立されます。文化芸術や著作権が尊重される社会を実現するために、新たな価値の創造や人材の育成を目的としています。この講座を通じて、学生たちは音楽業界の実情を学び、幅広い知識を身につけることが可能になります。

選考委員会の紹介


この事業の選考には、学識経験者から成る選考委員会が関与しています。選考委員は以下の方々です(五十音順):
  • - 武生昌士氏/法政大学法学部教授(知的財産法)
  • - 玉井克哉氏/東京大学先端科学技術研究センター教授
  • - 中川俊宏氏/武蔵野音楽大学特任教授(文化史)
  • - 長津結一郎氏/九州大学大学院芸術工学研究院准教授(文化政策)
  • - 藤田晶子氏/藤田総合法律事務所弁護士

彼らは著作権に関する専門知識をもとに、講座の設置を選考しました。

JASRACの役割


一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽著作権者の権利を管理し、音楽の利用を促進する役割を担っています。1939年に設立以来、80年以上にわたり、著作権管理のプロフェッショナルとして音楽文化の発展に寄与しています。音楽の著作物に関する管理事業のほか、著作権の普及や調査研究も行っています。

今後もJASRACは、音楽教育や研究への支援を通じて、音楽産業や文化の発展に貢献する活動を続けていく考えです。


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