SHUTLリニューアル
2025-04-25 12:12:56

アートスペース「SHUTL」リニューアル営業再開と新イベント情報

アート空間の新たなフェーズへ



松竹株式会社が運営するアートスペース「SHUTL」は、2025年2月から一時休館し、5月15日に新たなレイアウトでの営業を再開しました。オープン当初のコンセプト「伝統と現代の新たな接続方法を生み出す実験場」を継承しつつ、新しい表現のスタイルを模索するデザインに一新されました。今回のリニューアルを経て、SHUTLは、よりフラットでオープンなアート空間を実現しました。

自由な表現のための広々とした空間



新たに誕生したSHUTLのメインスペースは、約85平方メートルの広さを持ち、高さは約4メートル。壁は石膏ボード+塗装で仕上げられ、床はクリア塗装のモルタル仕上です。このスペースは間仕切りがなく、自由度の高い表現が可能です。展示会、特定の発表会、音楽イベント、ファッションショーなど、ジャンルを問わず、様々な独自イベントが行える設計となっています。

屋外スペースも設けられ、30平方メートルの「OUTER SPACE」と、ブルーシートで仕上げた34平方メートルの「フリースペース」も完備。ここでは若いアーティストたちの表現を促進する場として機能します。

今後のイベントスケジュール



SHUTLが再スタートを切るにあたり、以下の多彩なイベントが開催予定です。

  • - タムラサトル個展「レイという青いワニはまわるのに60秒かかるジョージという白いワニはまわるのに30秒かかる」
期間:5月15日(木)〜5月25日(日)
現代美術家タムラサトルの作品群がSHUTLの新スペースに映えます。
  • - SHUTL MARKET
日にち:5月24日(土)・25日(日)
SHUTLにセレクトされた出店者が集結します。

  • - 長谷川愛の没入型インスタレーション
期間:6月6日(金)〜7月7日(月)
2070年代の未来都市を舞台にしたアート体験が待っています。

アートの未来を探るタムラサトルの特別展示



タムラの作品は、無目的な運動の中に独自の美しさを見出します。その代表作、シリーズ「まわるワニ」の大規模インスタレーションがSHUTLでのリニューアルオープンに際し、約3年ぶりに披露されます。作品は、実際に動く小さなワニからスタートし、500体のワニが繰り広げる様子は圧巻です。無機質な回転は観る者に強いインパクトを与え、芸術が持つ力を再認識させることでしょう。

長谷川愛と山田由梨のコラボレーション



さらに注目すべきは、長谷川愛が手掛ける没入型インスタレーション『PARALLEL TUMMY CLINIC』です。この作品は、未来の東京における人工子宮の普及をテーマとして掘り下げます。さまざまな社会問題にアプローチし、観賞者が体験することで参加型の展覧会を実現しています。

若い才能との出会いや、伝統と現代の融合を体感できるSHUTLの新たな舞台に足を運んでみてはいかがでしょうか。この新しいアートスペースで、新しい文化の発見と経験が待っています。

【SHUTL概要】
  • - 住所:東京都中央区築地4-1-8(東劇ビル隣)
  • - アクセス:東京メトロ「東銀座駅」から徒歩3分
  • - 営業時間:13:00〜19:00(展示イベント開催期間のみ開廊)
  • - URL:SHUTL公式サイト


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