未来のアーティストを育てる「Shadow Virtual ShinoV」プロジェクト始動！

教育IPプロジェクト「Shadow Virtual ShinoV」に迫る

滋慶学園COMグループの専門学校である「東京スクールオブミュージック＆ダンス専⾨学校（TSM）」と「東京デザインテクノロジーセンター専門学校（TECH.C.）」が手を組み、新しい教育IPプロジェクト「Shadow Virtual ShinoV（シャドウバーチャルシノブイ）」が始まりました。今回は、この新たな試みに焦点を当て、その背景や魅力をお伝えします。

プロジェクトの目的とコンセプト

「Shadow Virtual ShinoV」は、AI社会を生き抜く力を育成することをテーマに、日々の学びによってオリジナルIP（バーチャルアーティスト）を開発・運営することを目指したプロジェクトです。学生たちは、自身の専門知識や学びを活かしながら、音楽、ダンス、デザイン、テクノロジーなど、さまざまな表現活動に取り組むことになります。

このプロジェクトの特徴は、物事の裏側や影に隠された本質に焦点を当てることです。学生たちは、日本の歴史や文化、自然、そして祈りを基にした表現活動を通じて、新たな物語を創り出すことを目指しています。AIテクノロジーを駆使し、世界に向けて独自の作品を発信する姿勢は、多くの創造的なインスピレーションをもたらすでしょう。

主キャラクター「ray」の存在

プロジェクトの主キャラクターである「ray（レイ）」は、未来の日本の2045年を舞台に、変幻自在の忍者として登場します。彼女は、ハイテクマスクやスーツ、刀、手裏剣、マイクを装備し、クールで自立したキャラクターです。rayは、未来と伝統を融合させつつ、巫女としての一面も持ち合わせています。このキャラクターは、TECH.C.の学生によってデザインされています。

音楽の要素

「Shadow Virtual ShinoV」では、音楽も重要な役割を果たしています。2025年11月20日には、プレデビュー曲「逢魔ガ時（Magic Hour）」がリリースされる予定で、作曲を手がけたのは、BTSやZEROBASEONEなど数々のヒットを記録した音楽プロデューサー신요한 / Voradory氏です。彼は、K-POPの分野で広く認知されており、多数のアーティストと共に活動しています。

楽曲の振り付けは、TSMの高等課程に在籍する学生たちによって担当され、プロジェクト全体を学生たちが支える形が取られています。また、振り付けのMVは、校舎内にあるモーションキャプチャースタジオで撮影され、2026年1月19日にShinoV公式YouTubeチャンネルで公開予定です。

技術と教育の融合

「Shadow Virtual ShinoV」は、教育IPコンテンツとして生徒たちの可能性を引き出すことを目指しています。実践的な授業を大切にし、業界の第一線で活躍するプロから学べる環境が整っていることもこのプロジェクトの魅力の一つです。TSMは音楽とエンターテインメント分野で即戦力となる人材を育成し、TECH.C.はデザインとテクノロジーを通じた創造力を引き出すために努力しています。この柔軟な学びの場が、学生たちに新しい表現方法を提供するでしょう。

未来への期待

新たな表現を追求する学生たちの挑戦は、未来のアーティストにとっての重要な一歩となります。リアルとバーチャルが交わる未来の中で、彼らの創造力がどのように花開くのか、今後の展開から目が離せません。「Shadow Virtual ShinoV」というプロジェクトが、音楽やアートの在り方を変える可能性を秘めていることを期待せずにはいられません。