広上淳一が魅せるヴェルディの名作、《仮面舞踏会》がNHK-FMで放送！

広上淳一と日本フィルの「オペラの旅」始動！

2025年6月20日（金）の14時から、NHK-FMにて、広上淳一さん指揮の日本フィルハーモニー交響楽団が放送する『オペラ・ファンタスティカ』にて、ヴェルディの名作《仮面舞踏会》全幕が披露されます。この公演は、広上淳一さんが日本フィルとともに挑む「オペラの旅」シリーズの第1回目として、特に注目を集めています。

極上の音楽体験をサントリーホールから

公演は極上の音楽を楽しめるサントリーホールで行われ、オーケストラと歌手が共演するセミ・ステージ形式で演出されます。この新しい試みは、オペラとオーケストラの音楽的な相互作用を強調し、オペラファンだけではなく、オーケストラファンにも新たな魅力を提供するものです。具体的には、日本を代表する歌手たちが出演し、その歌声がヴェルディの名曲を引き立てます。

注目の出演者たち

具体的には、オペラのヒロインであるアメーリア役には中村恵理さん、リッカルド役には宮里直樹さん、そしてレナート役には池内響さんが登場します。これらの実力派の歌手たちが、その素晴らしい音色でヴェルディの世界を彩ります。また、振付を担当するのは広崎うらんさんで、ダンサーたちとの共演も楽しめることでしょう。

高い評価を得た公演

この公演は、朝日新聞や読売新聞を始めとする多くのメディアから絶賛され、演奏会評も高く評価されています。聴く者に強い印象を与える歌手たちのパフォーマンスと、広上淳一さんの指揮によるオーケストラの絶妙なバランスが、この公演のクオリティをより高めています。特にヴェルディの音楽は、その繊細さが際立っており、聴く側を感動させずにはおかない力があります。

放送をお楽しみに

この貴重な体験を逃さず、NHK-FMでぜひ聴いてみてください。ニ々同時配信や聴き逃し配信も行われているため、スケジュールが合わない方でも視聴のチャンスがあります。

なお、公演の詳細や予約については、日本フィルの公演特設サイト（ここをクリック）から確認できます。

広上淳一について

広上淳一さんは、国内外のオーケストラでの豊富な経験を持つ指揮者です。東京生まれで、東京音楽大学指揮科を卒業後、若くして国際コンクールで約成に輝いた後、各国のオーケストラでの客演も行ってきました。現在はオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・リーダーとしても活動し、教育においても東京音大で教鞭をとっています。彼の音楽に対する情熱は、指揮だけでなく多岐にわたる活動に反映されています。

日本フィルハーモニー交響楽団について

1956年に創立された公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団は、3400回を超える公演を行ってきた伝統あるオーケストラです。近年では、カーチュン・ウォンが首席指揮者としてその独創性を発揮し、数々の受賞歴を誇っています。音楽の持つ力をその姿勢に込め、社会への貢献に力を入れています。特に震災被災地への音楽活動が高く評価され、社会性を意識した活動も行っています。音楽の力で人々をつなぎ、未来を育むことを理念に掲げています。