国立音楽大学の創立100周年記念事業が始動！音楽の未来をつむぐイベントが盛りだくさん

国立音楽大学の創立100周年記念事業がスタート！

2026年で創立100周年を迎える国立音楽大学（以下、“くにおん”）が、特別プロジェクト「くにおん新世紀」を発表しました。その一環として予定される「くにおん100フェス！」を含む、100の音楽イベントが展開される予定です。これにより、音楽を愛する人々や地域住民との絆を深めることが狙いです。

記念事業の魅力

100の特別なイベント

国立音楽大学は、2025年から2026年までの1年間にわたり、音楽の力と大学の歴史を感じさせる多彩な音楽イベントを展開します。「くにおん100フェス！」はその中心的な企画で、さまざまなジャンルの音楽が一堂に会する夢のような空間を提供します。このフェスティバルは、2026年6月にサントリーホールをはじめとする会場で行われ、学生や教職員、卒業生ら総勢46,000人の参加者が一体となって舞台を盛り上げます。

フェスティバルの内容

「くにおん100フェス！」は、三日間にわたって多彩なプログラムが用意されています。初日には「Ensemble of Memories」と「Grand Gala」がサントリーホールで行われ、オーケストラや合唱など、多様な音楽が楽しめます。二日目は国立音楽大学のキャンパスで「Campus Harmony」が行われ、親子で参加できる音楽ワークショップやコンサートが開催されます。その後の三日目には「Circle of Music」が立川ステージガーデンで開催され、J-POP界の先導者である音楽プロデューサー武部聡志氏が総合演出を担当し、卒業生たちが一堂に会します。

地域連携と音楽文化の振興

本事業では、地域との連携を目指してさまざまなイベントが設定されており、音楽文化の振興にも寄与することを目指します。特に、地元中高生との交流演奏会や、震災で被災した地域に音楽の力で支援を行う活動などが含まれています。音楽は地域をつなぐ大切な要素であると同時に、未来の世代に受け継いでいくべき文化でもあると考えています。

新たな試みと未来への展望

また、国立音楽大学では音楽教育の新たな形として「音楽データサイエンスセミナー」や、様々な音楽関連のコンテスト、さらには「ベートーヴェン初期印刷楽譜コレクション」のデジタルアーカイブプロジェクトも計画されています。これらの取り組みを通じて、音楽の新しい可能性を探求し、音楽文化の発展に寄与することを目指しています。