タワーレコード、AI活用で業務効率化を推進する基盤を構築
タワーレコード株式会社が、アステリア株式会社の提供するAI活用型データ連携基盤「ASTERIA Warp」を採用し、業務の効率化に向けた新たな取り組みを開始しました。この基盤により、タワーレコードは基幹システムと各種クラウドサービスのデータをスムーズに繋げ、業務フローの改善を図ります。これにより、音楽ソフトの販売やイベント運営など、幅広い事業におけるデータの活用がより効果的に行えるようになります。
導入背景と目的
近年、日本では企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進展しています。令和7年版情報通信白書によれば、情報化投資は過去10年間で約4兆円も増加し、多くの企業がクラウドサービスを利用するようになっています。その中で、タワーレコードも業務改善のためのデータ活用を進め、基幹システム「PROACTIVE」と社内のデータシステム間での連携を目指しています。
しかし、従来の運用ではデータの加工や登録に人手がかかり、業務が複雑化する一方で、迅速な対応が求められていました。このため、異なるシステム間のデータを柔軟に結びつける新たな基盤の整備が急務とされました。
ASTERIA Warpの特徴
タワーレコードがWarpを選んだ理由は、そのノーコードでの開発・改修が可能である点や、異なるデータ形式や連携方法にも対応できる能力、さらに将来的なシステム拡張の柔軟性にあります。これにより、業務データの管理や経費精算などの業務プロセスを自動化し、作業負担を軽減することが実現します。
例えば、経費精算を担当するクラウドサービスでは、基幹システムからのマスターデータの登録やわざわざ手作業で行っていた仕訳データの加工も自動化されています。また、以前は紙で保存されていた請求書や支払通知書のデジタル化が進み、項目データの登録やPDFデータの電子管理が可能となりました。
さらに、Warpは販売管理システムに蓄積されたデータと需要予測AIプラットフォームを連携し、売上予測モデルが自動で実行される仕組みも整っています。これにより、タワーレコードではデータの活用が高度化し、AIを使った業務改善にもつながっています。
今後の展望
ASTERIA Warpの導入により、タワーレコードは一つの基盤から多様なクラウドサービスとデータを連携できるようになりました。これにより業務の効率化を推進し、さらなる販売力の強化が期待されます。また、Warpは100種以上のツールやシステムと連携可能で、さまざまな業界への展開も可能です。現在、Warpシリーズはビジネスの拡大を続けており、1万社以上の企業に導入されています。
アステリア株式会社は、今後もノーコードソリューションを通じてIT人材の不足を解消し、社会全体のデジタル活用の支援を続ける方針です。
タワーレコードとアステリアの取り組みは、音楽業界のデジタルシフトを後押しし、企業の未来を切り開く重要な一歩と言えるでしょう。
参考リンク
タワーレコードは「NO MUSIC, NO LIFE」という理念のもと、音楽ソフトや動画ソフトの販売を行っており、アステリアは、企業のデータ連携を進化させることで業務の効率化を訴求しています。