YON FES 2026初日レポ
2026-06-24 19:48:41

10周年を迎えたYON FES 2026初日は極寒と極暑の逆境を魅せつけ

10周年を迎えたYON FES 2026初日は極寒と極暑の逆境を魅せつけ



2016年にスタートした04 Limited Sazabys主催の野外フェス「YON FES」が、今年で10周年を迎えました。記念すべき「YON FES 2026」は、愛知県の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開催されました。日程は6月20日、21日の二日間。1年の早さを感じる中で、10年の月日があっという間に過ぎ去ったことを実感させるフェスでもありました。

雨と太陽、それぞれの表情



今年のYON FESの初日は、記録的な豪雨に見舞われましたが、2日目は強烈な猛暑が襲いました。天候に恵まれたという言葉がぴったりとはまる、真逆の気候が同時に体験できる、音楽祭らしい試練の二日間でした。「YON FES」は、あらゆる天候にも負けず共に過ごすという意味で非常に特別な場所であることを再確認しました。

初日には、04 Limited Sazabysをはじめ、ELLEGARDENやFear, and Loathing in Las Vegas、SHANKなど、全21組の豪華アーティストが出演。モリコロパークの中で、降りしきる雨の中でも燃え上がる熱気と、照り付ける日差しの下で音楽を楽しむ姿がありました。

フォーリミと仲間たちの絆



初日のトップバッターはハルカミライ。豪雨にもかかわらず彼らは「いい天気だな」と笑顔を見せ、ポジティブなエネルギーを周りに振りまきます。仲間のTHE BOYS&GIRLSもその流れを受け継ぎ、会場の空気を一変させました。フロア全体が友情の力で盛り上がり、「雨をぶっ飛ばす」といった意気込みが伝わってきました。

特に印象的だったのは、Fear, and Loathing in Las Vegasのステージ。ラウドな音楽とダンスを融合させたパフォーマンスは、新しいスタイルを打ち立て、観客の心を掴みます。激しい音楽が雨をも吹き飛ばした瞬間、多くの人が新たなカルチャーを感じました。

海外からのアーティストの挑戦



台湾のパンクバンドFire EX.の登場も特筆すべきです。彼らは26年もの間、パンクシーンで活動を続け、国境を越えた音楽の力を証明しました。YON FESにおける彼らの存在意義は深いもので、音楽が持つ国境を超える力を感じさせ、聴衆の心を動かしました。

SHANKのライブでは、豪雨を全く気にせず「Weather is Beautiful」と歌い上げ、彼らのライブパフォーマンスに長年のファンが胸を熱くしました。特に「来年も出られるように頑張ります」と語る庵原将平の姿勢は、未来への希望を鼓舞します。

ELLEGARDENとKOTORIの圧巻



自らの持ち歌でフェスの雰囲気を一変させたELLEGARDENは、土砂降りの中でも観客を引き込むパフォーマンスを見せます。その親近感溢れる姿勢は、多くのファンに「この雨も一緒に感じられる」という強いメッセージを投げかけます。さらに、KOTORIの「unity」のパフォーマンスは、全ての人々を一つにし、感動の渦に包まれました。

フォーリミのラストパフォーマンス



さて、初日のフィナーレを飾ったのはフォーリミ。記録的な大雨の中でのライヴは、観客とアーティストにとって特別なものになりました。「愛してるぜ、YON FES!」というGENの叫びとともに始まったステージは、多くの人の心に何かを届けるかのようでした。「Milestone」で締めくくられた初日はまさに感動の連続。10年という月日の重みを感じながら、一緒に歳をとることの大切さを改めて教えてくれました。

この日の経験は、何年経っても記憶に残るものであり、参加者たちにとっても意味のある瞬間となったことでしょう。「YON FES」は、音楽が持つ底知れぬ力を再確認させる場であり続けるに違いありません。


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