映画『イミディエイト ファミリー』が描く名曲の裏側
音楽界の影の功労者として知られるセッション・ミュージシャンたちに焦点を当てた映画『イミディエイト ファミリー』が、6月19日に劇場公開される。このドキュメンタリーは、1970年代から1980年代にかけてアメリカのウエストコースト・サウンドを支え続けた、ダニー・コーチマー(ギター)、ワディ・ワクテル(ギター)、リーランド・スクラー(ベース)、ラス・カンケル(ドラム)の4人のミュージシャンの軌跡を辿るものだ。
数々の名曲の裏側に迫る
本作では、彼らがジェイムス・テイラーやキャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンといった大物アーティストたちとのレコーディングやツアーの模様を紹介し、音楽への情熱やその背景を関係者の証言により映し出す。彼らの創り出すサウンドは、まさに多くの名曲の裏側で活躍した“もうひとつの家族”のようである。
映画の構成と内容
映画は二部構成になっており、前半では彼らが支えたアーティストたちとのコラボレーションに焦点を当て、後半ではソロアーティストとしてのキャリアやドン・ヘンリー(イーグルス)、ニール・ヤング、スティーヴィー・ニックス(フリートウッド・マック)、キース・リチャーズ、フィル・コリンズらとの楽曲プロデュースの様子が描かれる。これにより、彼らの音楽がどのように形作られていったのかを深く理解することができる。
視覚的な楽しさと感動
本編の中には、ラス・カンケルによる迫力あるドラム演奏から始まるシーンや、ダニー・コーチマーが昔の共演者たちとの思い出を語る感動的な瞬間が収められている。彼らの表情や語り口からは、音楽への愛と情熱がひしひしと伝わってくる。また、現メンバーによる再結集の様子もフィーチャーされており、観客は彼らの音楽の旅路の続きに心を奪われることだろう。
監督のデニー・テデスコ
本作を手がけたのは、米音楽界のスタジオ・ミュージシャンにスポットを当てた『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』をプロデュース&監督したデニー・テデスコであり、彼の卓越した映像技術と物語の語り口がここでも存分に活かされている。
公開情報
『イミディエイト ファミリー』は、6月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテやkino cinéma新宿、YEBISU GARDEN CINEMAなど全国の劇場で公開される。この機会に、名曲の裏側に隠された感動的な物語をぜひ目撃してほしい。
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