相川七瀬ツアー
2025-09-19 14:19:54

相川七瀬、30年の軌跡を祝うROCK KINGDOM TOUR最終公演の模様

相川七瀬、ROCK KINGDOM TOUR 2025 ファイナル公演レポート



2025年8月30日、相川七瀬のデビュー30周年を祝う全国コンサートツアー『ROCK KINGDOM TOUR 2025』の最終公演が東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催されました。この公演は、10月12日に歌謡ポップスチャンネルでテレビ初放送されることが決定しており、その前触れとなる貴重なライブレポートをお届けします。

彼女は1995年、デビューシングル「夢見る少女じゃいられない」で音楽界に登場し、瞬く間にその才能を開花させてきました。この30年間の歩みを振り返る今回は、特に多くのファンにとって感慨深い時間となったことでしょう。

ここで注目されるのが、長年相川の音楽キャリアを支えてきたプロデューサー、織田哲郎がギタリストとして参加し、世界的なギタリストであるマーティ・フリードマンがサプライズゲストとして加わったことです。この豪華な編成は、初めから会場の期待を膨らませていました。

公演の幕開けと熱狂



オープニングで、真っ赤な衣装に黒のブーツ姿で現れた相川に、会場は一瞬で総立ちに。1曲目の「トラブルメイカー」では、観客のために掲げたスタンドマイクで呼応し、熱狂の渦に飲み込まれました。続く「ダリア-She Knows Love-」では、マーティ・フリードマンがエモーショナルなギターソロを披露し、会場の興奮はさらに高まりました。

「帰ってきましたー!東京!」と叫んだ相川は、初日がここだったことを踏まえて感慨深い表情を浮かべました。コロナ禍での声出し規制の影響を受けた25周年ツアーとは異なり、今回はファンが心から声を出せる喜びがひしひしと感じられました。

「30年分のありったけを詰め込んでお届けします!」という力強い言葉と共に、次々と繰り出されるヒット曲たち。観客は、コール&レスポンスや大合唱でそれに応え、その瞬間を心から楽しんでいました。ハードな楽曲とパワフルなヴォーカルのコントラストは圧巻で、相川とバンドが放つロック魂が観客に一気に伝わっていきます。

中盤では、彼女がスツールに腰掛け、バラード曲をじっくりと聴かせる時間も設けていました。特に織田哲郎のアコースティック・ギターに合わせて歌われた「a piece of memory」は、聴衆をそのリリックの一つひとつへと引き込み、静けさの中に感動が広がっていました。

スペシャルなパフォーマンスの数々



後半のハイライトでは、横浜DeNAベイスターズのファンである相川が、自身作詞の「Blue Star」を披露しました。ベイスターズのユニフォーム姿でのパフォーマンスにファンたちは大興奮。さらに「Sweet Emotion」では観客もタオルを振り回し、一体感を生み出しました。デビュー曲「夢見る少女じゃいられない」や「恋心」、「彼女と私の事情」などの圧巻のパフォーマンスが続き、会場は一つの大きなバンドのように鳴り響きました。

アンコールでは、30周年を記念して制作された最新曲「ワッショイ!」を披露。相川は夏らしい浴衣姿で登場し、盆踊りダンサーたちとともに楽しいステージを展開。驚きのサプライズとして、相川の息子たちが大太鼓を叩く姿には、多くのファンが歓声を上げました。

この日の感動の模様は、歌謡ポップスチャンネルで10月12日(日)午後8時から放送予定です。また、10月11日には過去のメモリアルライブが二本放送されますので、こちらもお見逃しなく。

相川七瀬の30年間にわたるキャリアを総括するコンサートは、パワフルで情熱的なステージでした。詳しい様子は、公式サイトやチャンネルでチェックしてみてください。今回の公演は、音楽ファンにとって特別な記憶に残ることでしょう。たくさんのヒット曲が演奏され、その圧倒的な存在感に圧倒されること間違いなしです!

文=馬飼野元宏


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