ヤマハとPOPSが手を組み音楽文化の未来を描く！

ヤマハ株式会社の米国子会社、Yamaha Music Innovations（YMI）は、ベトナムを拠点とするPOPS（ポップス）との新たな協業を開始しました。POPSは、YouTubeやSNS、アプリケーションを通じて4億人以上のユーザーにリーチし、音楽、アニメ、インフルエンサーの力を借りた多様なコンテンツを展開する企業です。

新たなプロモーションモデルの提案

今回の協業において、YMIとPOPSは、インドネシアとベトナムで「リアル体験」と「デジタル拡散」を融合させた音楽のプロモーションを行う予定です。特に、インドネシアでは2025年10月に小学生を対象としたピアニカイベントを開催し、その模様をPOPSの強大なデジタルネットワークを通じて広く発信します。

ターゲットにアルファ世代を設定

イベントの参加者はアルファ世代、すなわち15歳未満の子供たちをメインターゲットとし、インフルエンサーによる演奏体験を通じてリーチを高めることを目指しています。ベトナムにおいても、ヤマハミュージックスクールの認知拡大や新規生徒獲得を狙い、2026年3月までの間、インフルエンサーたちの力を利用し、多様な音楽の楽しさを広めるプロモーションが展開される予定です。

充実した協業の背景

この協業により、YMIは自身だけでは到達し難い層へのアプローチが可能になり、両社の強みを生かした新しいプロモーションモデルが提案されます。YMIの社長である杉野祐介氏は、この協業に対する期待を表明しており、POPSの圧倒的な顧客基盤と連携することで新たなビジネスの創出を図ります。特に、これからの時代を担うアルファ世代をターゲットにしたオフライン・オンライン連携のプロモーションモデルが注目されます。

Pops CEOの期待

一方、POPSのCEOであるエスター・ウィン氏は、今回の協業により、視聴者に価値ある体験を提供し、喜びと創造性を引き出すことができると期待しています。YMIとのコラボレーションで、音楽とデジタルの世界が交わる新しい可能性が広がることに大きな期待を寄せています。

このように、技術と文化の融合による新しい時代の音楽プロモーションが、東南アジア市場での音楽文化の普及に革新をもたらすことが期待されており、今後の展開から目が離せない状況です。

POPSの概要

POPSは2008年に設立され、ベトナム・ホーチミンを拠点とするデジタルエンターテインメント企業です。音楽、アニメ、漫画など、デジタルコンテンツの配信およびライセンス事業を行っており、インフルエンサーを活用したコンテンツ制作においても高い評価を得ています。ウェブサイトはこちらからアクセスできます。今後、YMIとPOPSの協業がどのように発展していくのか、その目が離せない展開を見守っていきましょう。