ロイヤル・オペラ『魔笛』が映画館で体験可能!
2023年7月3日(金)より、ロイヤル・オペラ『魔笛』が1週間限定で映画館に登場します。モーツァルトが贈るこの至極のエンターテインメントを、名演出家デイヴィッド・マクヴィカーの手によって甦る珠玉の作品が大スクリーンで楽しめる機会をお見逃しなく。
今回の上映は、「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ」という企画の一環であり、世界最高峰のロイヤル・オペラで展開されるパフォーマンスを現地の雰囲気をそのままに、迫力の音響とともに映画館で体験することができます。ロイヤル・オペラ『魔笛』は、2003年に初演を迎えて以来、多くの観客に愛され続けてきた作品です。
モーツァルトが描く幻想的世界
『魔笛』は18世紀末にモーツァルトが最晩年に作曲したオペラで、御託や難解さを排し、一般大衆に向けた「歌芝居」としての魅力を持っています。従来のオペラと異なり、台詞と歌が交錯することで、観客に親しみを感じさせ、現代のミュージカルに通じる要素がふんだんに盛り込まれています。音楽ジャーナリストである石川了氏は、「大人も子どもも楽しめる笑いとユーモアが散りばめられている」とこの作品を絶賛します。
映画『アマデウス』では、モーツァルトが『魔笛』と『レクイエム』を同時進行で作曲するシーンがあります。興行主エマヌエル・シカネーダーからの指示に従い、観客が喜ぶ斬新で奇想天外な物語を描き出したのがこの『魔笛』なのです。物語の中では、主人公タミーノが大蛇に襲われ、夜の女王の侍女たちによって助けられ、恋するパミーナを救出するために旅に出ます。
魅力的な名曲の宝庫
『魔笛』には、誰もが一度は耳にしたことがある名曲が多数収録されています。タミーノがパミーナに深く恋した瞬間の「なんと美しい絵姿」や、パパゲーノの「私は鳥刺し」、さらには夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」など、音楽的にも豊かな体験ができます。
演技力と歌唱力を兼ね備えたキャスト陣も見逃せません。タミーノ役にはサモア出身のニュージーランド人テノール、アミタイ・パティ、パミーナ役には英国のリリック・ソプラノ、ルーシー・クロウが出演。パパゲーノ役のヒュー・モンタギュー・レンドールは若手バリトンとして期待されています。夜の女王役には、世界的なコロラトゥーラ・ソプラノのキャスリン・ルイックが登場し、圧巻のパフォーマンスを披露します。
未来への期待
2026年にはモーツァルトの生誕270年を迎えます。『魔笛』は彼の作品の中でも特に“エンターテインメント性”が高く、多くの人に愛され続けています。この機会にぜひ、劇場の大スクリーンでその魅力を体験してみてください。
《作品情報》
- - 作曲:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
- - 指揮:マリー・ジャコ
- - 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
- - 出演:タミーノ:アミタイ・パティ、パミーナ:ルーシー・クロウ、パパゲーノ:ヒュー・モンタギュー・レンドール、夜の女王:キャスリン・ルイック
上映は7月3日(金)から7日(木)までの1週間、TOHOシネマズ 日本橋他で行われます。
公式サイトもぜひチェックしてみてください!