HYBE JAPANの新戦略
2025-06-09 13:36:42

HYBE JAPAN、組織改編でアーティスト事業の強化を図る

HYBE JAPANが新たな一歩を踏み出しました。東京都港区に拠点を置くこの会社は、2024年8月に発表された「HYBE2.0」という新成長戦略に基づき、日本の事業を強化するための組織改編を行ったのです。

この改編では、「マルチホーム・マルチジャンル」というコンセプトのもと、アメリカやラテンアメリカなど、各地域の特性を活かした戦略を進めることが明らかになりました。HYBE JAPANは、独自のプレゼンスを強化し、アーティスト事業の打撃力を高めるために本社の組織を見直し、刷新することを決定しました。

具体的には、島賢治氏がChief Labels Officerに、JEFF MIYAHARA氏がChief Creative Officerに就任しました。島氏は、ソニー・ミュージックなどでの経験を活かし、アーティストの管理やマーケティングに広く関わってきた実績を持っています。一方のJEFF MIYAHARA氏は、少女時代や安室奈美恵など、数多くのアーティストの音楽制作を手がけており、音楽とテクノロジーを融合させる新たな試みにも注力しています。

この新体制での強みは、アーティストの発掘や育成、マーケティング、コンテンツ制作などを総合的に強化することです。島賢治 CFOは、「日本から世界に通用するアーティストを育成すること」を目指しており、クリエイティブからマーケティングまで、すべての要素を統合したソリューションを構築していくと述べています。

また、JEFF MIYAHARA CFOは、日本特有の文化やアートに基づいたエンターテインメントの体験が世界から注目を集めている現状を踏まえ、次世代のスーパースターを輝かせる役割を担うことに期待感を表明しています。

HYBE JAPANでは、YX LABELSが再編により傘下に配置され、代表取締役をハン・ヒョンロック CEOが兼任する形になりました。今後は、複数の独立したレーベルを持つ「マルチレーベル体制」を確立し、国内外でさまざまなエンターテインメント体験を提供することを目指しています。

このような新しい方向性により、HYBE JAPANは、日本のエンターテインメント産業全体に対しても大きな影響を与える存在となることが期待されています。

HYBE JAPANの未来は明るいと言えるでしょう。新たな戦略とリーダーシップを通じて、日本から世界へと羽ばたくアーティストたちの姿が見えてきそうです。今後の展開に、多くのファンが注目しています。


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