タブレット純、初アルバムリリース記念コンサートが華やかに開催!
2023年11月26日、恵比寿ザ・ガーデンホールにて、タブレット純が初のアルバム『タブレット純 大いに歌う~中川博之作品集~』の発売を祝うコンサートを行いました。タブレット純は、歌手およびお笑い芸人として広く親しまれている51歳で、今回のアルバムはムード歌謡界の巨匠・中川博之の作品に焦点を当てたカバー集です。
この特別な公演は二部構成で行われ、第一部ではアルバムに収録されている中川博之の楽曲を中心に、タブレット純の歌声が響き渡りました。彼のスタートは、黒のラメが施されたスーツ姿で、オープニングの一曲目に「わたし祈ってます」を熱唱。会場の盛り上がりと共に、彼の気持ちも高まっていきます。「こんなに高そうな場所で…」という言葉を交えつつ、観客に感謝の意を表しました。
司会の西寄ひがしが中川博之作品集について触れると、タブレット純は小学6年生の頃に中川の名を知ったことを語り、自身の音楽との出会いを振り返ります。「まさかこんな日が来るとは…」という言葉には、アルバム制作への感無量の思いが込められていました。また、中川博之夫人で作詞家の髙畠じゅん子先生への感謝の表明もあり、会場は一体感に包まれました。
その後、第一部のセットリストに従って、歌い上げるタブレット純の姿は見事でした。続々と名曲が披露され、観客はしっかりとその歌の世界に引き込まれていきました。そんな第一部が終了後、タブレット純は第二部でピアノ、バイオリン、ベースを従えた豪華なバンドと共に、昭和歌謡やオリジナル曲を次々と繰り広げました。
第二部の演出では、黒を基調とした華やかな衣装を身に纏ったタブレット純が登場し、観客を魅了します。中でも「サン・トワ・マミー」や「湯の町エレジー」等の演奏では、彼の多才さが際立ちます。エレキギターによる「堕天使ロック」では、エネルギッシュな一面を引き出しました。
コンサートの最後には、2023年のNHKラジオ深夜便で放送された「銀河に抱かれて」を情感を込めて歌い上げ、聴衆の期待は最高潮に達しました。アンコールでは銀ラメのホットパンツ姿で「帰ってきたヨッパライ」を楽しく披露。その後、金ラメのドレスに早替えしたタブレット純が「マイ・ウェイ」で締めくくり、合計33曲が演奏されました。
コンサートの終演後、750名の観客からは満足げな拍手が贈られ、タブレット純は「今日は長い間ありがとうございました」と感謝の挨拶をしました。彼の情熱的なパフォーマンスは多くのファンの心に残り、初アルバムの素晴らしさを改めて感じさせる夜だったのではないでしょうか。
セットリスト
第一部
1. わたし祈ってます
2. 足手まとい
3. 生命のブルース
4. 昨日の女
5. 意気地なし
6. ラブユー東京
7. たそがれの銀座
8. サヨナラ横浜
9. さようならは五つのひらがな
10. 夜の銀狐
第二部
11. サン・トワ・マミー
12. そんな事より気になるの
13. 恋人よ我に帰れ
14. 16トン
15. べサメムーチョ
16. 別れのサンバ
17. 湯の町エレジー
18. 青春サイクリング
19. あの素晴らしい愛をもう一度
20. 堕天使ロック
21. 銀河に抱かれて
アンコール
22. 帰ってきたヨッパライ
23. マイ・ウェイ
この素晴らしい公演で、タブレット純の音楽の魅力が再確認され、今後の活躍にも期待が高まります。彼の音楽が持つ温かさとエネルギーに、より多くの人々が触れる機会が訪れることを願っています。