新国立劇場の新しいホスピタリティプログラム「グランエクスペリエンス」とバレエ『ジゼル』

新国立劇場が贈る特別な体験「グランエクスペリエンス」

新国立劇場（東京・初台）では、2024年から新しいホスピタリティプログラム「グランエクスペリエンス」をスタートします。このプログラムは、オペラやバレエ公演をさらに優雅で特別な体験として提供することを目指しています。
「グランエクスペリエンス」に参加することで、専用のクロークやラウンジでのお食事、お飲み物のサービスを受けられるだけでなく、クリエイティブスタッフや出演者との貴重な交流の機会が得られます。これにより、観客は舞台芸術の世界をより身近に感じることができるのです。

特に注目すべきは、2025年4月に開催されたバレエ公演『ジゼル』での実施事例です。この公演での「グランエクスペリエンス」は、参加者に特別な空間での素晴らしい体験を提供し、舞台の魅力を新しい角度から体感してもらうことができました。

プログラムの内容

「グランエクスペリエンス」では、参加者が享受できる特別なサービスが多数用意されています。

- 優先入場
- 専用クローク
- 専用ラウンジ
- オペラパレス1階16列目センターブロック確約
- お食事やお飲み物の提供
- 出演者やスタッフとの交流の場

このような贅沢な体験により、観客は単なる観劇を超え、アーティストとの距離を縮めることができます。

参加価格と持続可能な取り組み

参加者がこの特別な体験を得るための料金は、以下のようになっています：

- S席1階16列センターと「グランエクスペリエンス」各公演のS席料金にホスピタリティサービス料金を加えて67,100円
- バレエ『ジゼル』の場合、チケット料金が15,950円で、これにホスピタリティサービス料金67,100円を加え、合計83,050円となります。
- ホスピタリティサービスのみを希望する場合は、67,100円の料金が必要ですが、別途チケットを準備する必要があります。

次世代のための支援

「グランエクスペリエンス」プログラムは、その収益を障がいのある方や若年層の観劇支援に還元していく予定です。この取り組みを通じて、舞台芸術をより多くの人々に届けることができる持続可能なプログラムとしての発展を目指しています。
上質な体験を提供するだけでなく、舞台芸術を愛し支えてくださる皆さまとの交流の場を提供することも、「グランエクスペリエンス」の意義を深める要素となるでしょう。

新国立劇場の公式ホスピタリティプログラム「グランエクスペリエンス」は、素晴らしい舞台芸術の体験を通じて、観客とアーティストの心をつなぎ、共に舞台の魅力を感じる場を生み出しています。これからの展開に、ぜひご期待ください。