声優と共創プロジェクト
2025-05-02 10:54:23

国際的な声の共鳴—石川由依参加の音楽教育プロジェクト「Shion」リリースへ

国際的な声の共鳴—音楽共創プロジェクト「Shion」



音楽と教育が交差する場で新たな風が吹いています。国際共創教育プロジェクト「Shion」は、声優・石川由依や国内外の学生との協力を通じて実現した取り組みであり、その成果として制作された楽曲『Dreaming of Tomorrow』が2025年5月30日にリリースされることが発表されました。

プロジェクトの背景



このプロジェクトは、Web 3.0およびDAOによる社会実験コミュニティである「DICT」の一環として行われました。発起人は通信制高校教師であり、東京学芸大学の専門研究員である宮坂修平氏。OECD日本共同研究「壁のないあそび場 - 座 -」の一部として、音楽を通じた国際的な共創教育を目指しました。プロジェクトのテーマは「2030年の自分に宛てた手紙」で、日本やアメリカ、フランスの学生たちが参加し、自らの未来を考えながら楽曲制作に取り組みました。

参加者の想いを音楽に



学生たちは複数回のワークショップに参加し、それぞれが「2030年の自分に宛てた手紙」の内容を作詞しました。友人や家族、進路、社会との向き合い方を真剣に考え、声にすることで、彼らは音楽を通じた自己表現を深めました。見事に作詞を終えた彼らの想いを、一つの歌詞にまとめたのは音楽グループ「Play.Goose」の工藤秀平氏。彼のもとで、数多くのアニメ音楽を手掛ける作曲家の東大路憲太氏が楽曲を仕上げ、声優の石川由依がメインボーカルとして参加しました。

音楽制作の現場を体験



レコーディングには、作詞に参加した学生たちがコーラスとしても参加しました。普段は経験できない音楽制作の現場での貴重な体験を通じて、彼らは音楽とは何かを体感し、プロフェッショナルから学びました。音楽プロデューサーの三留丈樹氏のサポートのもと、学生たちは緊張しつつも、楽しみながら制作に励みました。

カバーアートと国際的な繋がり



アメリカのPRIDE Schools Innovation High Schoolの学生たちは、本プロジェクトのイメージを反映したカバーアートを手がけました。これにより、アートを通じた国際的な交流も生まれ、参加生徒同士の深い絆が結ばれました。今後、各国の言語に翻訳され、さらなる広がりが期待されます。

新しい音楽のカタチ



総じて、このプロジェクトは音楽を手段として、生徒たちが考え、感じ、表現する場を提供しました。石川由依の歌声が響く『Dreaming of Tomorrow』は、2025年5月30日に世界中で配信予定。音楽の力で、未来の自分や世界との繋がりを感じることができるでしょう。事前にYouTubeでも一部が公開されているため、ぜひ聴いてみてください。

おわりに



「Shion」は、ただの音楽制作を超えた、教育と共創が見事に融合したプロジェクトです。このプロジェクトを通じて得られた経験や人との繋がりが、今後の彼らの人生において大きな影響を与えることでしょう。音楽という共通言語で繋がることで生まれる可能性は無限大です。


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