PERSONZ 43年目の集大成、特別な晦日ライブで魅せた新たな音楽の旅
2025年に41周年を迎える日本のロックバンドPERSONZが、今年も大手町三井ホールにて毎年恒例の晦日ライブを開催しました。前年度は全国を巡るツアーやアルバムの発表を行い、数々のパフォーマンスでファンを魅了してきた彼らが、年の暮れにどんな音楽体験を提供してくれるのか、多くのファンが期待を寄せました。
午後5時、ステージの背後には美しいイルミネーションで飾られた東京タワーがひときわ輝き、観客はその眺望に心を奪われます。その開幕を飾ったのは、ブラスセクション「WHAT A WONDER WONDERLAND BOYS」と共演するという新たな試み。五反田靖を筆頭に、遠山拓志、上杉雄一、石戸谷斉という豪華なメンバーで構成されるブラスセクションが加わり、圧倒的なボリュームと華やかさを放ちながらスタートを切ります。
開演の瞬間、音響機器から流れるインスト曲「ADVENTURE」が大音量で場内を満たし、メンバーが一人ずつ登場して各自のソロが披露されます。各楽器の力強くも美しい音色が響き渡る中、JILLが登場し、「ウェルカム・トゥ・ワンダーランド!」と絶叫。まるで夢の国に招かれたかのような高揚感が場内を包み込みます。
続いて最新アルバムからの「WONDERLAND」が演奏され、ジャジーな雰囲気の中に華麗さと優雅さが入り交じります。JILLは観客に特大のトランプカードを投げ、これがまるでその日のVIPショーへの招待状のように感じられます。演奏を重ねるごとに観客のテンションは高まっていき、熱い拍手が響き渡ります。
「2025年も明日で最後、今日を思い切り楽しみましょう!」とJILLが観客に呼びかけ、続けて披露されたのは過去の名曲「FACE TO FACE」。彼はスマートフォンで皆とのセルフィーを撮影し、観客を楽しませる趣向を凝らしました。ブラスセクションとの共演によりダイナミズムが強調されたこともあり、その迫力に圧倒される観客の姿が印象的です。
さらにJILLが「今年はライブが特に多かった。今日で35本目。来年はもっと増やします!」とチラリと未来への抱負を語ると、続いて「MOMENTS」が流れ、管楽器の素晴らしい加味で曲のテーマがより表現豊かになります。
ブラスセクションが退場し、メンバーたちがそれぞれの想いを語ります。「今年は良い思い出になった。この年末を共に過ごせたことが嬉しい」という本田の言葉や、「長く感じた1年だった」という藤田の言葉など、それぞれが感じた思いをシェアし、会場全体がひとつになっていく様子が見て取れました。
JILLの声が響く。「今日のライブはこの2年の集大成!これからも応援よろしく!」観客の期待に応えて、バンドは続けざまに名曲を演奏し、古い楽曲から新しいアレンジまで、様々なシーンを締めくくります。
曲中には驚きの演出もあり、様々な形で観客とつながりを持ちながら、心温まる時間へと導かれる瞬間が繰り返されます。「DREAMERS」では観客と一体の空気感が生まれ、JILLはフロアのすみずみまで歩き回りながら観客に熱い歌を届けていきます。
再度のアンコールでは、メンバーが大切な思いをかみしめるように語り、一体感をもってライブの締めくくりへと進んでいきます。バースデーセレモニーでは、JILLが「本日の主役は本田君!」と笑顔で語りかけ、会場は温かい雰囲気に包まれます。
2026年のスタートに向けての決意を新たにしながら、この晦日ライブはPERSONZにとって新たな音楽の旅をスタートさせる重要な瞬間となり、ファンにとっても忘れがたい素晴らしい経験を提供しました。彼らの音楽の旅はこれからも続きます。彼らの進化と挑戦をぜひ見守りたいと思います。