ダ・カーポの特別公演
2025-11-17 13:46:27

ダ・カーポとさだまさしが50年振りに夢の共演を果たす!

2025年11月11日、神奈川県立音楽堂で開催された「第37回 ダ・カーポ コンサート 〜秋の収穫祭 グレープを添えて〜」は、フォーク・デュオのダ・カーポが50周年を迎え、同じく1973年にデビューしたグレープ(さだまさし氏、吉田政美氏)を特別ゲストに迎えた特別なイベントでした。約1000人の観客が詰めかけ、感動的な音楽のひとときを楽しみました。

第一部:ダ・カーポの温かな響き


15時に開演を迎えたコンサート。ファンの期待が高まる中、ダ・カーポのメンバー、榊原まさとし、榊原広子、榊原麻理子がステージに登場しました。彼らは自身のルーツや地域性を感じさせる楽曲を中心に披露し、特に横浜をテーマにした「よこはま詩集」「横浜縁日一六地蔵」「赤い靴」などが印象的でした。繊細なギターのメロディと温かいハーモニーが、会場となった音楽堂の響きに優しく広がりました。

また、榊原麻理子によるフルート演奏が加わり、「とおりゃんせ」や「アヴェマリア」など、深い音楽性を表現する楽曲が続きました。さらに、「Memeのワルツ」や「今日がいちばん若い日!」では、明るいメッセージが会場を包み、第一部は大いに盛り上がって閉幕しました。

第二部:夢の共演、時を超えた名曲たち


20分の休憩を挟み、期待の高まる中で第二部がスタート。ステージに現れたのは、スペシャルゲストのグレープ。さだまさし氏と吉田政美氏が登場すると、会場は大きな拍手で迎えました。まずは「紫陽花の詩」とともに、長崎に思いを馳せる情景描写が始まります。続いて味わい深い「蝉時雨」、デビュー曲「雪の朝」、さらに「殺風景」や「縁切寺」など、計6曲が披露され、ついにはグレープの名曲「精霊流し」が響き渡ります。

その後の共演パートでは、「不良少女白書」「無縁坂」「結婚するって本当ですか」といった楽曲を、両グループが揃って演奏。1973年に音楽の道をスタートした二組のアーティストが見せるハーモニーは、懐かしさだけではなく、信頼と友情の深さを感じさせるものでした。彼らの音楽は、成熟した大人の魅力が漂うもので、それぞれのキャリアが交差し、特別な時間が流れました。

アンコール:感動が未来へ繋ぐ贈り物


熱烈な拍手の中、アンコールが始まりました。全員が再びステージに上がり、最初に披露されたのはさだまさし氏の「人生の贈り物」。その後、ダ・カーポの名曲「野に咲く花のように」が演奏され、二組の温かな歌声が一つとなりました。この瞬間、ファンへの感謝と感動を分かち合う、まさに「秋の収穫祭」と呼ぶにふさわしいフィナーレとなりました。

ダ・カーポとグレープは、50年以上にわたり音楽を愛し続け、その情熱は今も尽きることがありません。今回の公演は、彼らの深い絆と音楽への思いが感じられる素晴らしい時間でした。これからもこのような感動的な共演が続くことを期待したいです。


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