世界最高峰のストリートダンスイベントが日本に上陸
2025年、世界最大級のストリートダンスイベント「WORLD DANCE COLOSSEUM(WDC)」が東京と横浜で開催されることが決まりました。この大会は、2009年に日本で誕生し、今では国際的に認知されるストリートダンスバトルとなりました。今年で16回目を迎えるWDCには、HIP HOP、LOCKIN’、WAACKIN’、HOUSE、POPPIN’といった主要ジャンルを網羅し、約1,000名のトップダンサーが世界一の座を目指して集まります。
ダンスでつながる国境
WDCの理念は「ダンスに国境はない」です。主催者である株式会社FEELIN TOKYOは、日本のストリートダンスカルチャーを世界的に発信していく姿勢を貫いており、年々その規模を拡大しています。ダンスだけでなく、音楽、ファッション、教育など多様な分野が織り交ざりながら、世代や国境を超えた共感を創出する舞台として位置づけられています。この大会は、日本のカルチャーが国際的に浸透するための象徴的なイベントとなっています。
注目のダンサーたち
今回のWDCには、世界的なダンスシーンで活躍する優れたアーティストが参加します。例えば、神奈川県出身の世界王者 THE D SoraKi。彼は、「Dance Your Style World Final 2022」で日本人初の世界王者に輝いた実力を持ち、今回WDCのタイトル獲得を狙っています。彼は数々の国際大会での成功を収めてきましたが、WDCの栄冠はまだ手に入れていません。
さらに、19歳で「JUSTE DEBOUT 2017 WORLD FINAL」を制したMiyuも出場する予定です。最近では、アメリカの大手エージェンシーとの契約を結び、グローバルな舞台で活躍する日本人ダンサーの一人として注目されています。また、74歳の日本ロックダンスの先駆者REIとその息子、世界的ユニットHilty & BoschのメンバーであるYOUが親子ペアで挑むステージも必見です。世代を超えた「継承と挑戦」を体現する彼らのパフォーマンスに、多くの期待が高まっています。
文化支援体制の強化
WDCには、BeReal.、G-SHOCK、XLARGEなどのグローバルブランドが協賛し、企業とカルチャーが手を組む形で新たな文化の発信を目指しています。ストリートダンスは単なる競技だけでなく、教育、観光、国際交流の場としても重要な役割を果たしています。
開催概要
- - 大会名: WORLD DANCE COLOSSEUM 2025
- - 日程:
- DAY1(予選):2025年10月18日(土)
- DAY2(決勝):2025年10月19日(日)
- DAY1(予選): HARLEM/BX CAFÉ/ATOM(東京渋谷3会場)
- DAY2(決勝): KT Zepp Yokohama(神奈川県横浜市)
- 開場 11:45 / 開演 12:30
- - 主催: 株式会社 FEELIN TOKYO
- - 公式サイト: WDC公式サイト
主催者の思い
主催者の代表取締役飯銅勇紀は、「WDCは、日本のストリートダンス文化を世界に広げ、次世代に引き継ぐ架け橋でありたい」と語ります。彼は、ダンスが言葉を超えて人々を繋ぎ、文化を共有する力を持っていることを強調し、この大会を通じて世界の若者たちが互いを理解し、新たな未来を描くことができるよう願っています。
取材・撮影のご案内
大会当日は、報道関係者向けの取材エリアも設けられ、出演ダンサーや主催者へのインタビューに応じます。取材を希望する方は、事前に必要事項を記載の上、主催者までご連絡ください。