「THE NEXT TOWN」が米国へ進出
株式会社ビーマップが、日本国内で展開してきた都市型エンターテイメント「THE NEXT TOWN」を新たに米国に展開することを決定しました。具体的には、グアムとサイパンを最初の舞台とし、今後の展開が期待されています。
「THE NEXT TOWN」の概要
「THE NEXT TOWN」は、人気のK-POPや坂道グループに代表されるアイドル、さらにアニメなどのコンテンツを活用し、地域の鉄道会社や流通事業者と協力して開催される一連のイベントです。これまでに、さまざまな交通機関や地域企業と連携し、街全体を盛り上げる取り組みが評価されています。コラボレーション先としては、札幌市交通局やJR四国、東京メトロなどがあり、これらの新しい試みは利用者増加のための革新的な手段とされています。
米国での展開のきっかけ
昨年8月、ビーマップの幹部がサイパンを訪れた際に、米国領北マリアナ諸島(CNMI)の知事に「THE NEXT TOWN」の事業について説明しました。知事はこの取り組みに非常に関心を示し、サイパンでもぜひ実現させたいと要請がありました。これを受けて、今年の1月には日本のエンターテインメント企業の代表たちが再度サイパンを訪れ、CNMIの副知事や市長にプレゼンテーションを行い、具体的な実現に向けての確実な動きが始まりました。
日本のコンテンツビジネスの現地経済への寄与
近年の日本と米国の間では、経済連携が活発化しています。特に、日米間での具体的な連携策として「THE NEXT TOWN」を通じたグアム・サイパンへの大規模投資が注目されています。この取り組みにより、地域経済の活性化と共に、日本企業に新たな収益の機会も提供されることが期待されています。
サイパンの現状と今後の展望
かつて日本人観光客で賑わったサイパンは、近年ではその数が大幅に減少しています。かつては年間45万人が訪れ、空路は直行便が多く運航されていましたが、現在は韓国人や中国人観光客の減少とともに、街は閑散としてしまいました。ホテルの廃業が相次ぎ、かつての賑わいは影を潜めています。そうした状況の中で、ビーマップは日本からわずか3時間半の距離にありながら、熱帯の良好な気候を活かして再びサイパンを盛り上げるチャンスを模索しています。
コメントと今後の展開
ビーマップの代表取締役社長である杉野文則は、サイパンの現状を踏まえた上で、多くの期待が寄せられていることを実感しています。また、各種エンターテインメント業界からの協力の声が高まり、今回の訪問が実現しました。フランスのJapan Expoでの経験を持つ専門家もコンサルタントとして参加する意向を示しており、意義深いプロジェクトとなることが期待されています。
「THE NEXT TOWN」を通じて、米国本土やさらには世界中へ日本のコンテンツビジネスを広げていくことが目標だと語る杉野社長。過去の戦争の歴史を意識しながら、文化を通じた友好の促進を目指して、多くの新たなチャレンジをしていく意気込みを示しています。
日本のコンテンツをグローバルに展開する「THE NEXT TOWN」の今後の発展に注目が集まります。