沖縄のDTMコンテスト
2025-10-23 18:12:37

沖縄の未来を担うDTMクリエイターたち、次世代音楽コンテストを盛況に開催

沖縄の未来を担う次世代音楽クリエイターたち



沖縄で行われた「第2回中高生DTM作曲コンテスト沖縄」が、未来の音楽シーンを支える若き才能たちを発見する舞台となった。今年のグランプリには昭和薬科大学附属高等学校の1年生、米須悠真さんがその名を刻む。彼の作品「アレストコール」は、彼の創造性が見事に表現された一曲。

DTMとは?



DTMは「Desk Top Music」の略で、主にパソコンやスマートフォンを用いて音楽を製作する技術です。沖縄では、ベーシストの安田陽氏と元宮古島出身のアーティスト、下地イサム氏が中心となり、DTMオキナワを設立。沖縄の若者たちの音楽の可能性を広げることを目指しています。

コンテスト概要



2025年の夏、応募受付が行われ、沖縄本島や宮古島、石垣島から合計35名の中高生が、創作したオリジナル楽曲全78曲をエントリーしました。9月に入ると、地元アーティストたちによる厳正な予選審査が行われ、そこから選ばれた10曲が決勝へと進むことに。今大会は、決勝大会の10月5日、沖縄県立博物館・美術館で開催され、再び審査員による審査が行われ、オーディエンスの投票も加わり、入賞者が決定しました。

各賞受賞者一覧


  • - グランプリ: 米須悠真(昭和薬科大学附属高等学校 1年生)「アレストコール」
  • - 準グランプリ: 増田大地(八重山商工高等学校 2年生)「低温動物」
  • - 沖縄環境保全研究所賞: 赤嶺輝(普天間高校 1年生)「キャプチャ」
  • - 沖縄環境保全研究所賞: 山川琉斗(開邦高校 3年生)「夕時雨」
  • - 審査員特別賞: 東恩納凪叶(古堅中学校 3年生)「Xeno 6」
  • - 審査員特別賞: 友利美結海(首里高校 2年生)「プラネット」
  • - オーディエンス賞: 上原一汰(浦添工業高校 3年生)「DayTimeDream」

この日、沖縄県知事の玉城デニー氏も会場で決勝大会の様子を見守り、若者たちの活躍に関心を寄せていました。

受賞者たちへのサポート



グランプリの受賞者には、アマゾンギフトカード10万円分が贈られるほか、他の入賞者たちにもギフトカードが授与されます。さらに、受賞者には沖縄の企業とコラボレーションした楽曲制作権の権利も贈呈され、彼らの音楽活動に対する大きな刺激となります。具体的には、JTB公演の楽曲作曲権やラジオCMの作曲権など。これにより、彼らの音楽キャリアを支援する体制が整っています。

DTMオキナワの展望



沖縄では、伝統的な文化芸術の継承が一方で進む中、現代音楽の制作技術について若者に教える機会は限られていました。DTMオキナワは、次世代クリエイターの育成に力を入れ、来年度以降もコンテストを続ける方針です。また、決勝大会当日の午前中にはDTM初心者向けのワークショップも実施し、多くの参加者たちが音楽制作に興味を持ち、スキルを学ぶ場となりました。

協賛と後援



このイベントは、複数の企業や団体からの協賛を受けており、沖縄県などの後援も受けています。協賛企業のサポートを通じて、沖縄の若き音楽クリエイターたちへの支援が強化されているのです。これからも、次世代の音楽シーンが沖縄で盛り上がっていくことが期待されます。

まとめ



沖縄の中高生たちが集い、熱いパッションをもって音楽を創り上げたこのコンテスト。新たな才能が開花し、彼らの未来が光り輝くものであることを信じています。引き続き、沖縄の音楽文化が進化していく姿を見守っていきたいですね。


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