TASCAM Hi-Res Editor V1.10
2025-01-16 13:36:36

TASCAM Hi-Res EditorのバージョンV1.10が登場、音源編集がさらに便利に!

音楽制作における音源編集の重要性は今や異常までに高まっています。その中でも、特に高音質を求める向きにはTASCAMの「Hi-Res Editor」が注目されています。最近、TASCAMはこのソフトの新バージョンV1.10を発表しました。この更新でユーザーは新たな機能を使いこなすことで、DSD音源の編集が一層簡単になりました。

「TASCAM Hi-Res Editor」は無償のソフトウェアで、DSDファイルをオーディオに変換することなく、そのまま再生およびエクスポートが可能です。特に、DSDファイルをネイティブ編集できる点が魅力的です。TASCAMのステレオマスターレコーダー『DA-3000SD』で収録した音源の分割や結合、さらには特定部分の書き出しも容易にできます。

今回のバージョンアップでは、特に注目すべきはモノラルとステレオ間の変換機能です。これまで2つのモノラルファイルを組み合わせてステレオファイルを作成する作業は手間がかかるものでしたが、新機能により、これが格段に簡単になりました。これまでのモノラル音声をそのままステレオに変換することで、制作の効率が大幅に向上します。また、逆にステレオ音声を2つのモノラルファイルに分割することも可能となり、より柔軟な音源編集が実現しました。

さらに新バージョンは最新のOSに対応しているため、Macユーザーには特に朗報です。Appleシリコン搭載のMacにも対応し、Appleからのノータリゼーションによってインストールの手間も軽減されています。

このソフトウェアが提供する機能は以下の通りです。まず、DSD/PCMハイレゾファイルの編集が可能で、各ファイル形式に応じた多彩なサンプリング周波数に対応しています。DSDのファイルはそのままインポートし、編集できるため、プロフェッショナルはもとよりアマチュア音楽制作者にとっても理想的なツールと言えるでしょう。

また、ユーザーインターフェースもシンプルで、自宅のパソコンで手軽に音源編集ができる点も魅力です。特に、波形表示機能が搭載されており、イン・アウトポイントで設定した区間を簡単に変換・書き出しできます。書き出しの際にはショートフェードを加えられることができ、音の滑らかさにも配慮されています。

最終的に新しい「TASCAM Hi-Res Editor」をダウンロードするには、公式ウェブサイトにアクセスするだけです。このソフトウェアは無償配布されており、作業の質を向上させたいと願う音楽制作者にとって、大変魅力的な選択肢となるでしょう。

音質と耐久性を兼ね備えたTASCAM製品は、長年にわたり録音や放送の現場で広く使用されています。この実績を背景に、TASCAMは音響に関するトータルソリューションを提供するブランドとしての都合の良さを一層発揮しています。編集ソフトの進化は、音楽制作にとって大きな助けとなるでしょう。

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