AIで校舎の思い出
2026-08-19 11:34:16

渋谷区立代々木中学校で幕を閉じる校舎の思い出をAI映像で体験

渋谷区立代々木中学校「別校祭」の概要



2026年8月29日、渋谷区立代々木中学校では、現校舎とのお別れイベント「別校祭」が開催されます。このイベントは、校舎の建て替えに伴う最後のセレモニーで、多世代の卒業生や教職員、在校生、地域の人々が集まる特別な occasion となります。主催は、渋谷区立代々木中学校と別校祭実行委員会です。オープニングは午前11時、エンディングは午後3時を予定しており、当日は多彩なプログラムが用意されています。

AI映像作品『永遠の卒業』の初公開



このイベントでは、株式会社ティーファイブプロジェクトが協賛スポンサーとして参加し、AI生成映像『永遠の卒業』の上映を行います。本作品は約22分の長さで、宇宙から転校してきた男子生徒と、校舎の擬人化した少女「校舎ちゃん」との切ない恋物語を描いています。この作品は、生成AIとVFX技術を駆使し、通常1年かかる制作時間を3ヶ月に短縮して完成させたという、大胆な挑戦の成果です。なお、校舎ちゃんは1980年代の制服を着た姿で登場し、会場内に出没します。

『永遠の卒業』には元フジテレビアナウンサーである長坂哲夫さんへのインタビューも収録されており、当時の校内の様子を伝える貴重な証言として、参加者の心に響くことでしょう。

制作の裏側に迫る



本作品の制作は、最新の画像生成AI技術が利用できない環境の中で行われました。そのため、ティーファイブプロジェクトはロケ撮影を行った後、綿密な計算に基づいて映像を合成し、独自のオンプレミス環境でAI生成技術を適用しました。結果として、約22,000カットを生成。困難を伴う制作過程ではありましたが、意外にもロケからVR映像を生成することができたという副産物も得られました。この経験によって、新しい映像制作手法のコスト削減と納期短縮を実現することができた見込みです。

制作の根幹には、「AIが主役ではなく、人間の記憶を守るためにAIを使う」という理念があります。これが、他の一般的なAI作品と大きく異なる点です。このアプローチを今後、地震などの自然災害映像制作に応用することを目指し、さらなる研究開発を進めていく予定です。

別校祭のその他のイベント



別校祭では、セレモニーのほかにも、生徒会が主催する校舎卒業式や校歌大合唱、校内飲食店街、体育館でのパフォーマンス、同窓生交流企画など、世代を超えた参加者が楽しめるプログラムが用意されています。また、卒業生のアルバムは生成AIによって動画形式で編集されていますが、プライバシー配慮のために一部にフィルターがかけられています。

会社情報と今後の展望



株式会社ティーファイブプロジェクトは、東京都中野区に本社を置き、放送番組制作やポストプロダクション、音楽レーベルの運営など多岐にわたる事業を展開しています。「別校祭」を通じて、代々木中学校の思い出を全ての世代で共有し、AI映像技術の新しい可能性を探ります。

終わりに、代々木中学校の「別校祭」に参加し、この特別な日を共に祝うみなさまの参加をお待ちしています。


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