都市型ジャズフェスティバル『ジャズカラバッシュ』が2025年開催
2025年11月23日、一般社団法人Jazzcalabashが主催する都市型サーキットジャズフェス『ジャズカラバッシュ』が行われます。このイベントでは、大阪のキタエリアに点在する10か所のライブ会場で、総勢80名を超えるプロミュージシャンによる生演奏が行われる予定です。これは、近年のコロナ禍においても確固たる存在感を示す関西のジャズシーンの今を色濃く反映したものです。
プログラムの充実と多様性
『ジャズカラバッシュ』には、若手からベテランまで多種多様な世代のアーティストが集まります。20代から90代まで幅広い年齢層のミュージシャンによる、トラッド、ビバップ、コンテンポラリーなど、様々なジャズスタイルを楽しめるプログラムが数多く用意されています。今年は特に、28のバンドが参加し、ジャズの魅力を存分に発揮します。また、参加者はフリーパスチケットを購入することで、全会場のパフォーマンスを自由に楽しむことができます。
参加者が楽しみにする『JAMcalabash』
恒例の『JAMcalabash』も見逃せません。この特別企画は、その日のみの編成による即興演奏で、ジャズファンにとってはまさに熱気溢れる体験です。このジャムセッションでは、演者同士の新たな化学反応を見ることができ、参加するミュージシャンたちの即興力を楽しむことができます。
音楽以外の楽しみも満載
演奏だけでなく、イベントにはレコードマーケットや地元飲食店とのコラボフードも用意され、ジャズを楽しみながら、様々なグルメにも触れることができます。また、毎年好評のロゴステッカーや、新たに登場するオリジナルトートバッグも、来場者の目を引くアイテムとなっています。
フェスの歴史と意義
『ジャズカラバッシュ』は、2021年にスタートしたフェスティバルで、国の厳しいコロナ対策の中、関西のジャズシーンの復活を目指すために始まりました。名前の由来である「calabash」は、瓢箪を意味し、古来より厄除けの縁起物として知られています。これには、コロナ禍を乗り越えようという思いが込められています。
開催概要とチケット情報
- - 日時: 2025年11月23日(日曜日・祝日)11:00〜21:00(予定)
- - 場所: ニューオリンズジャズの聖地「ニューサントリー5」や、老舗クラブ「NOON」を含む10か所
- - 料金: フリーパスチケット(全会場共通)
- 一般: 6,000円
- 22歳以下: 3,500円
- 中学生以下: 無料(未就学児入場可)
詳細な出演者や会場情報は公式サイト(
Jazzcalabash公式サイト)で随時発信されています。この日、ジャズと共に心温まる体験をぜひ味わいましょう。ジャズの新たな魅力、そして本物の音楽の感動が待っています。