子どもたちに音楽の楽しさを！スライドリコーダーの開発とクラウドファンディング開始

すべての子どもたちに音楽体験を届けたい

日本の小学校では、3年生からリコーダーの授業が始まりますが、手に特徴のある子どもたちにとっては、伝統的なリコーダーの演奏は難しいことがあります。彼らは音楽を楽しむ機会が制限されており、この状況を変えたいという思いから、ユニークな楽器「スライドリコーダー」の開発が始まりました。この楽器は、片手や1本の指、さらには足を使ってでも演奏できる設計となっており、多様な演奏スタイルを実現します。

クラウドファンディングの開始

このスライドリコーダーを使った演奏体験を楽しめるようにするために、クラウドファンディングを通じて支援を募ります。目標金額は100万円で、集まった資金は希望する子どもたちのためにスライドリコーダーを購入することに使用されます。このプロジェクトは、すべての子どもたちが自分のスタイルで音楽に触れ、「演奏する楽しさ」を体験できることを目的としています。

クラウドファンディングの概要

- 期間：2025年11月15日（土）～2025年12月30日（火）
- 目標金額：100万円
- 支援金使用目的：スライドリコーダーの購入の支援

支援の詳細情報や参加方法については、以下のリンクからご確認いただけます。
クラウドファンディング詳細・支援

一般社団法人ハビリスジャパンについて

ハビリスジャパンは、手に特徴がある子どもたちの社会参加を支援するために設立された団体です。日本では、毎年約400人の子どもたちが先天性四肢形成不全の影響を受けて誕生しています。このような子どもたちが様々な運動や体験に挑戦することは、彼らの心身の成長にとって非常に重要ですが、活動に必要な道具を手に入れることが難しい現状があります。

当法人では、子どもたちが多様に活動できるよう、義手や義足などの適切な道具を提供し、情報共有の機会を創出しています。また、当事者の家族や、医療・教育機関と連携し、共に課題を解決することを目指しています。私たちの目標は、すべての子どもたちが自分自身を大切にできる社会を実現することです。