YOSHIKI、Hegra公演
2025-11-23 04:36:25

YOSHIKI、世界遺産Hegraで新たな音楽伝説を刻む

YOSHIKIがHegraで描く新たな歴史



11月20日、YOSHIKIがサウジアラビアのユネスコ世界遺産「Hegra」にて、待望のフルコンサートを行いました。これは、サウジアラビアとの国交樹立70周年を祝うものであり、YOSHIKI自身の誕生日という特別な日でもありました。この舞台は、YOSHIKIが日本人アーティストとして初めて立つこととなる歴史的な公演となりました。

コンサートは「Hegra Candlelit Classics」と題され、会場にはサウジアラビアの王室関係者や日本の大使を含む各国の要人、さらに世界中から集ったファンが見守る中行われました。観客からは「度肝を抜かれた」との声や、「涙が止まらなかった」という感動の声が多く寄せられました。そのパフォーマンスは、現地の人々の心に深く響いたようです。

「Hegra」は約2000年前に築かれた古代の遺跡であり、サウジアラビア初の世界遺産として登録されています。この尊い場所で行われるコンサートは、アンドレア・ボチェッリやルドヴィコ・エイナウディなど世界的な巨匠たちによってのみ実現してきた名誉ある舞台です。この夜、YOSHIKIのピアノの美しい旋律が千本のキャンドルの光に照らされ、遺跡の静寂と融合していく姿は、まるで夢のような光景でした。特に、曲「紅」の演奏中には、遺跡が真紅に染まり、歴史と音楽が一体となる圧巻の瞬間が演出されました。

プログラム中には、「この場所が私に強いインスピレーションを与えてくれた」とYOSHIKIが語ったように、特別な新曲「LARMES」をフランス語で披露。YOSHIKIの深い情感がこもった音色は、会場中に響き渡りました。さらに、新たに完成した「THE SEINE」も演奏され、彼の代表曲「ENDLESS RAIN」や「ART OF LIFE」など、全12曲が次々に披露されました。

また、この公演では、世界的なトランペッター、イブラヒム・マーロフとの共演も実現しました。開演数時間前に共同制作された新曲「ALULA」のサプライズ披露が行われ、ピアノとトランペットの掛け合いが古代の遺跡に新たな音楽の息吹をもたらしました。その瞬間、観客は息をのむように、美しい音の対話を楽しみました。YOSHIKIは「ここに立てて本当に光栄だ」と語り、誕生日という特別な日を迎え、満面の笑みを浮かべる姿が印象的でした。

この公演の前には、日本・サウジアラビア王国外交関係樹立70周年事業として「Yoshiki at AlUla Music Hub」トークセッションも開催され、文化交流についての意義深い意見交換が行われました。この一連の活動を通じて、YOSHIKIは日本とサウジアラビアを結ぶ文化交流の架け橋として重要な役割を果たしました。公演を終えたYOSHIKIは「皆さんのおかげで、ここまで来ることができました」と感謝の気持ちを述べ、音楽が国境を越えて人々を結びつける力を再確認しました。この夜がYOSHIKIにとって新たな歴史のスタートを告げる特別な瞬間であったことは間違いありません。

セットリスト


1. ALULA feat IBRAHIM
2. TEARS
3. AMETHYST with BEVERLY
4. 紅
5. MIRACLE with ASHLEY
6. LARMES
7. SWAN LAKE
8. THE SEINE with ASHLEY
9. RED SWAN with BEVERLYs
10. REQUIEM
11. ART OF LIFE
12. ENDLESS RAIN

YOSHIKIのこの特別なパフォーマンスは、彼自身の音楽の歴史だけでなく、日・サウジアラビアの文化交流においても重要な意味を持つ出来事となりました。


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