インフォシスとGLION ARENA KOBEが未来のエンターテインメントを革新
神戸市のGLION ARENA KOBEが、新たにインフォシスとパートナーシップを締結したことを発表しました。この提携は、次世代のデジタルサービスとコンサルティングを提供するインフォシスが、GLION ARENA KOBEのオフィシャルデジタルイノベーションおよびGX(グリーン・トランスフォーメーション)パートナーとなるというものです。このプロジェクトでは、デジタルイノベーションと持続可能性に基づく新たなアプローチを通じて、ライブエンターテインメントやスポーツの革新を目指します。
提携の背景
インフォシスの代表である青木秀行氏は、「インフォシスは、AIとクラウド技術を融合させ、柔軟かつスケーラブルなソリューションを提供しています」と語ります。この提携により、GLION ARENA KOBEでは、エンターテインメントの未来を見据えた持続可能な運営が行われていくことでしょう。
GLION ARENA KOBEは、新たなランドマークとして2025年4月に開業予定で、最大1万人を収容できるアリーナです。音楽ライブやスポーツイベントなど多岐にわたる用途に使用されることを計画しています。
パートナーシップの重要性
神戸市の災害からの復興を象徴する存在として、このアリーナが地域に根差した活力を生み出すことが期待されています。One Bright KOBEの代表である渋谷順氏は、「この提携によりファンや訪問者にシームレスな体験を提供し、持続可能なエンターテインメントの未来を切り拓いてまいります」と述べています。
インフォシスは、150以上の国々で展開する企業であり、デジタルイノベーションに強みを持っています。その中でも特に注目されるのが、クラウド移行を加速させ、業務の効率化を図る「Infosys Cobalt」というプラットフォームです。このプラットフォームを活用することで、GLION ARENA KOBEはカーボンフットプリントの削減だけでなく、訪問者にとって忘れられない体験を創出することを目指しています。
地域への貢献と持続可能性
この提携は、地域貢献や持続可能な運営を視野に入れています。具体的には、神戸市との事業連携協定を通じて、地域の産官学連携によるデジタルイノベーションの社会実装を促進する計画です。また、エンターテインメントを基盤にした地域活性化にも貢献していく方針です。
未来のエンターテインメントシーンに向けて
この提携により、インフォシスとGLION ARENA KOBEは、日本におけるエンターテインメントの新たな時代を切り開くことを目指しています。デジタル技術の統合を通じて、訪れる者に新たな感動を提供できることを期待しています。これから神戸の地で繰り広げられるさまざまなイベントは、このパートナーシップによってどのように進化するのか、今から楽しみです。
地域の活性化のみならず、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとしても、このプロジェクトは大いに注目されることでしょう。