聖飢魔ⅡとBABYMETALが織りなす音楽の饗宴がついに実現！

ライヴレポート：聖飢魔Ⅱ VS BABYMETAL

2025年、地球デビュー40周年を迎えた聖飢魔Ⅱと15周年を迎えたBABYMETALの奇跡のジョイントギグが8月30日と31日にKアリーナ横浜で開催されました。このイベントは「敵なのか！味方なのか？！現世最凶の遭遇！！」という大きなテーマの元、両バンドは各々のファンを熱狂させるパフォーマンスを繰り広げ、チケットは即座に売り切れるほどの人気を誇りました。

魔暦27年（2025年）、聖飢魔Ⅱは全国ホールツアーを完売にし、夏には40周年記念のコラボ衣装でTUBEの公演に特別出演。新譜『SeasonⅡ』も発表し、アクティブな活動を見せています。一方、BABYMETALは最新アルバム『METAL FORTH』が全米アルバムチャートでトップ10入りを果たし、世界中でのツアーを展開中。彼女たちもまた、目まぐるしく進化し続けています。

DAY-1の模様

DAY-1の開幕は、「遭遇の系譜」という映像で始まり、聖飢魔Ⅱのデーモン閣下が姿を現すと、「1999 Secret Object」で観客を魅了。続けて堂々のパフォーマンスを披露する中、特に「Kiss U Dead Or Alive」ではその重厚感と緊張感が融合し、観客は惹き込まれていきました。この夜の圧巻の瞬間には、閣下の高音が観客の心を掴み、壮大な演出と共にロックンロールの青春を感じさせました。

「老害ロック」や「アダムの林檎」など、敵対的な雰囲気の楽曲も交え、BABYMETALとの競演に向けた挑発が会場をさらに熱くしました。そして「蠟人形の館」では、過去の名曲を観客と共に盛り上げ、最後の「FIRE AFTER FIRE」では炎の演出も相まって最高の盛り上がりを見せました。

BABYMETALの登場

聖飢魔Ⅱの興奮冷めやらぬ中、その後登場したのはBABYMETAL。オープニングナンバーとしてお馴染みの「BABYMETAL DEATH」が披露され、瞬く間に会場は彼女たちの世界に引き込まれました。「ヘドバンギャー！！」では、観客のヘッドバンギングが会場に広がり、壮大な一体感が生まれました。

続いて、メタルとトラップの融合した「BxMxC」や、和洋折衷の「メタり！！」など多様なスタイルが次々と披露され、観客は心を奪われます。特にSU-METALの歌唱力は光り輝き、聴く者すべてを魅了しました。

エンディングが近づくにつれ、BABYMETALは自身のヒットナンバーを惜しげもなく披露し、観客の興奮は最高潮に達しました。そして、デーモン閣下の突然の乱入に観客は驚き、まさに予測不能な展開が待ち受けていました。その瞬間、「悪魔、ダメ、ゼッタイ」とBABYMETALが反撃し、最後は見事なエンディングを迎えました。

結論

このライヴで、2万人の観客は聖飢魔ⅡとBABYMETALによる超一流のパフォーマンスを目の当たりにしました。ハードロックとヘヴィメタルの素晴らしい融合、新たな挑戦を遂げる彼女たちの音楽は、まさに未来への期待を抱かせるものでした。この感動的な夜を逃さないために、WOWOWでの放送をお忘れなく。12月14日、待望の放送が予定されています。