田川寿美、東京での昭和100年テーマライブでファン熱狂

田川寿美、東京・原宿でライブを開催

演歌界の人気歌手、田川寿美（49）が、東京・渋谷区にあるラドンナ原宿にて「春の宴～昭和100年～」と題したスペシャルライブを16日に実施しました。今年でデビュー34年目を迎え、昨年リリースされた最新シングル「悲しいめぐり逢い」は、オリコン演歌・歌謡曲ランキングにおいて初登場3位を記録し、依然として多くの支持を受けている田川。

今回の公演には、約140人の熱心なファンが集まり、昼夜別々のステージを楽しみました。オープニングナンバーは「女の舟歌」で、歌い出しから会場の盛り上がりが加速します。さらに、田川は観客に向けて「今年は34年目、来年は35年という節目を迎えるので、頻繁に歌を披露できる機会を設けたかった」と感謝の気持ちを述べ、昭和100年をテーマに選曲した名曲群に対する思いを語りました。

彼女は自身のヒット曲に加え、美空ひばりや中島みゆき、井上陽水といった昭和の名曲のカバーを披露。特にピアノとバイオリンの生演奏が加わることで、観客に一層の感動を与えました。ステージ後半では、「女人高野」「花になれ」「悲しいめぐり逢い」といったオリジナル楽曲を立て続けに歌い上げ、アンコールでは山本リンダのヒット曲「どうにもとまらない」を力強く届けました。約1時間半にわたる演奏は、参加したファンを大いに楽しませました。

ライブの後、田川は、「毎回ライブのたびに緊張しますが、なにより客席との距離が近いのが魅力」と語り、ファンとの触れ合いに感謝の意を表しました。また、「私の歌を支えてくれる方々のおかげで、今の私がある」とも話し、多くの支持を受けていることに感謝しました。

さらに、彼女は35周年に向けての展望を語り、日本の演歌を広めていく意欲を示しました。「美しいメロディに誇りを持ち、海外の方にも日本の演歌の魅力を伝えられたら。35年という節目を迎えますが、演歌の世界にはまだまだ素敵な曲があるので、もっと広げていきたい」と力強く抱負を述べました。

また、田川は4月5日に開催される「第22回・長良グループ夜桜演歌まつり」への出演も決定しています。さらなる活躍が期待される田川寿美、その音楽の旅は続いていきます。