新たな音楽体験を提供するチケットサービス「エンチケ」の登場
2025年5月1日、akippa株式会社が音楽ライブチケットサービス「エンチケ」を新たにリリースしました。このプロダクトは、同社が11年ぶりに提供する新しいサービスで、音楽とリアルイベントを結ぶことを目指しています。これまでの駐車場予約サービス「アキッパ」とは異なり、「エンチケ」は音楽ファンに特化した機能を多数搭載しています。
akippaの新たな挑戦
akippaは、2009年に設立され、駐車場予約アプリの開発を通じて、現在では会員登録数が450万人を超える実績を誇ります。音楽フェスの駐車場チケットも増加傾向にあり、イベントと移動体験をより一体化させる取り組みが進められています。今回の「エンチケ」は、同社が掲げる「リアルの“あいたい”を世界中でつなぐ」というビジョンを具体化するための新たなサービスとしての役割を果たします。
エンチケの特長
「エンチケ」では、ただ音楽ライブのチケットを購入するだけではなく、様々な機能を通じてファンの体験をより豊かにすることを目指しています。具体的な機能としては次の内容があります。
- - チケット購入機能:音楽ライブやフェスのチケットを簡単に購入できる機能が搭載されており、決済方法も多様な選択肢があります。スワイプ式のデジタルチケットも採用されており、利便性が向上しています。
- - 音楽ライブSNS機能:お気に入りのアーティストを登録し、過去に参加したライブを「ライブログ」として記録し、公開することができます。さらに、フォロー機能を使って仲間とつながることも可能です。
- - マイファンページ:推しのアーティスト専用ページを作成することで、アーティストの紹介文や、お気に入りの楽曲をシェアできる機能が用意されています。SpotifyとのAPI連携により、楽曲の再生も可能です。
今後の展開
サービス開始時には、すでに数つの音楽イベントのチケットを取り扱う予定です。2025年6月28日、29日に幕張メッセで開催される『World DJ Festival Japan 2025』や、5月18日に熊本で行われる『ナイナイフェス2025 ~ミュージックジャム~』など多彩なイベントに対応しています。これにより、ただライブに行きたいと思うユーザーのみならず、これから音楽イベントに触れたいと思っている多くの人々へのアプローチが期待されます。
経営者のメッセージ
代表取締役社長の金谷元気氏は、「2020年、音楽ライブが『不要不急』とされ、多くの人々が静けさに包まれている中で、私たちはライブの存在意義を再確認しました」と語ります。「エンチケ」は、ライブに帰りたいという気持ちを引き出すための新たなチャレンジです。音楽との出会いを変えるサービスを目指し、必要性を認識されたらこそ、その価値を届けていくと力強く表明しました。
まとめ
音楽ファンにとって「エンチケ」は、新しい出会いや感動を生むプラットフォームとして期待が寄せられています。音楽ライブの魅力を広めるための一助として、ますますの発展が楽しみなサービスです。今後もこのサービスを通じて、音楽ファン同士のつながりや、新たな出会いが生まれていくことでしょう。ぜひ、この機会に「エンチケ」への登録をして、ライブ体験をより豊かなものにしましょう。
サービスサイト:
エンチケ公式サイト