HYBE K-POP対談イベント
2025-09-13 04:06:42

アメリカで開催されたHYBEのK-POP特別対談イベントの全貌と未来展望

HYBE主催のK-POP特別対談イベントがロサンゼルスで開催



9月9日、アメリカ太平洋夏時間(PDT)の午後、ロサンゼルスで「Reshaping Global Music Industry: K-pop’s Entertainment Blueprint」というタイトルの特別対談イベントが盛況を持って開催されました。このイベントは、韓国の音楽界の巨人であるHYBEが、ゴールドハウス(Gold House)及びレコーディング・アカデミー傘下のゴールドミュージックアライアンスと共同で実施したもので、K-POPの価値や未来について深く議論することを目的としています。

このイベントには、約100名の音楽業界の専門家やゴールドハウス、レコーディング・アカデミーの主要メンバーが集まりました。ゴールドハウスは、アジア太平洋地域における文化や企業家精神の発展を支援する非営利団体であり、音楽業界におけるアジア系の立場を強化する活動を行っています。

開会の挨拶



イベントの開始にあたり、HYBE AMERICAのアイザック・リー氏、ゴールドハウスのビン・チェン共同創設者、そしてレコーディング・アカデミーLA支部のキアナ・コンリー・アキンロ氏がそれぞれ開会の挨拶を行いました。

ビン・チェン氏は「K-POPは一国内でスタートしましたが、その影響力は世界中に広がっています。アメリカでは、K-POPを代表するアーティストであるBTSやKATSEYEなどが素晴らしい成果を上げています」とコメント。また、キアナ・コンリー氏は、K-POPがレコーディング・アカデミーの中でどれだけの影響を持っているかを強調し、「アジア太平洋地域の音楽専門家がより多くの声を反映する機会を持つことを期待しています」と語りました。

K-POPの市場価値と影響力



HYBE AMERICAのアイザック・リー氏は「現在K-POPが世界の音楽市場に占めるのはわずか4%であるが、その影響力は急速に増しており、未来に大きな成長が見込まれる」と述べ、K-POPの成功戦略を他の地域のアーティストと共有する意欲を示しました。

その後、パネルセッションが行われ、Weverse Companyのチェ・ジュンウォン氏、HYBE x Geffen Recordsのミトラ・ダラブ氏、受賞プロデューサーのジョナサン・イップ氏、Live Nationグローバルツアープロモーターのリック・チェ氏が参加しました。ここでは、K-POPのファンダム文化がどのようにグローバル市場に影響を与え、特に西洋音楽シーンにどのような革新をもたらしているかについて話し合われました。

チェ・ジュンウォン氏は「K-POPのファンダムはただのファンではなく、アーティストとともに成長を目指す核心的なパートナーです」と強調し、K-POPの成功にはこのファンとの強力な絆が重要であると表現しました。さらに、ミトラ・ダラブ氏は韓国の音楽番組戦略の重要性を挙げ、「KATSEYEの成功は韓国の音楽業界のポテンシャルを示すものであり、ファンとのコミュニケーションを重視することがこれからのトレンドになる」と語りました。

K-POPと西洋市場への影響



パネル討論では、K-POPが西洋市場に与える影響についても深く掘り下げられました。アーティストたちがWeverseのようなプラットフォームを活用し、ファンとの距離を縮めることがどう進化していくかが主要なトピックとなりました。ダラブ氏は、既に多くの西洋アーティストがK-POPのアプローチに興味を持ち、参入を希望していると述べ、K-POPがもたらす新しい音楽ビジネスモデルについての期待を寄せました。

まとめ



HYBEのイベントは、K-POPが世界の音楽産業で重要な役割を果たす将来を見据えた、貴重なネットワーキングの場となりました。参加者たちは、K-POPのエコシステムがどのように進化し続けるのか、それが音楽の未来にどのような影響を与えるのかについて、刺激的な議論を展開しました。グローバル音楽市場におけるK-POPの可能性とその未来に期待が高まる中、HYBEの取り組みは、これからの音楽シーンにおいてますます注目されることでしょう。


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