佐伯牧里南とジュリアン・ボートンによる特別コンサート
愛媛県今治市出身のピアニスト、佐伯牧里南(さいきまりな)さんが、フランス音楽界で高い評価を受けているアコーディオニストのジュリアン・ボートン氏と共に特別な音楽デュオコンサートを開催します。日時は2025年5月7日(水曜日)、今治市中央公民館4階大ホールにて、開場18:00、開演18:30です。
コンサートの魅力
このコンサートでは、ここでしか体験できない独自の音楽を楽しむことができます。佐伯さんは、パリを拠点に活動するピアニストであり、ジュリアンさんはその技巧と知性あふれる演奏によって、多くのファンを魅了しています。
佐伯牧里南のプロフィール
佐伯牧里南さんは、地元の愛媛で平野和恵氏、井角知子氏に学び、12歳 時に高野耀子氏に師事。彼女は才能を開花させ、中学卒業後の15歳でフランスに渡ります。パリ国立高等音楽院では学士課程と修士課程を最優秀で卒業し、その後も演奏家課程へ進みます。2022年から2023年にかけてはリーヴ・ドロワット管弦楽団と共演、さらに世界初演も果たしました。彼女は、「エネルギッシュでありながら豊かな音色のパレットを持つピアニスト」として、その音楽は広く評価されています。
ジュリアン・ボートンのプロフィール
一方、ジュリアン・ボートン氏はフランスの若手アコーディオニストとして急速に名を馳せています。彼は2023年にはフランスメディア賞を受賞しており、10を超える国際コンクールで成功を収めてきました。彼の演奏は技巧的で知性的であり、フランス国内外での演奏活動も盛んに行っています。
プログラム内容
コンサートのプログラムには、デュオサン・サーンスの「動物の謝肉祭」や、アコーディオンソロとしてムソルグスキーの「キエフの扉」、ピアノソロではラヴェルの「水の戯れ」などが含まれます。これらの作品を通じて、二人のアーティストがどのように音楽を紡いでいくのか、期待が高まります。
参加方法
参加希望の方は、事前申し込みが必要です。定員は500名で、入場は無料です。申し込みは、今治市役所の文化振興課にお電話(0898-36-1608)または専用の申込フォームから行えます。定員に達した場合は申し込みが終了となるため、早めの手続きをお勧めします。
注意事項
電話受付は市役所の開庁時間に限られており、先着順での受付のため、すぐに満席になることもあります。また、演奏を多くの方に楽しんでいただくため、お一人様あたり最大5席までの申し込みとさせていただいています。座席は全て自由席で、未就学の幼児については入場を遠慮していただくことになりますので、ご了承ください。
この特別な音楽の夕べを通じて、ぜひ新たな感動を体験してみてください。