5月5日(月)の夜9時から、BS日テレにて特別番組「歌謡プレミアム」が放送されます。今回のゲストはデビュー20周年を迎えた丘みどりさんです。「丘みどり〜歌芝居~」と題し、名曲の数々をカバーし、特別なパフォーマンスをお届けします。丘みどりさんは、自ら歌手だけでなく女優としても活躍する存在として音楽シーンでの地位を確立してきました。
この番組では、山口百恵の「秋桜」、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、松坂慶子の「愛の水中花」など、懐かしい楽曲をたっぷりと披露。さらに20周年記念曲「夜香蘭(ひやしんす)」も楽しめます。
丘さんは、今年が特に特別な年であると同時に、デビューを振り返る機会でもあると語っています。「20年も歌ってきたんだなと驚く一方で、長かったようで短かったような感覚です。」と、感慨深い心境を明かしました。
また、番組では丘さんが最近、大阪の新歌舞伎座で行った座長公演についても触れられます。竹取物語を題材にしたこの公演では、関西弁の口の悪いかぐや姫を演じたとのこと。「この役はチャレンジでした」と丘さんが振り返る中、楽しい現場だったことも語っています。
歌と芝居を融合させた「歌いながら演じる」ことにこだわる丘さんは、特に歌詞の理解を大切にしています。彼女はコンサートの際にプロンプターを置かないことで、自身が描くべき情景を心の中でしっかり何度も思い描いてからパフォーマンスに臨むのだそうです。
丘さんが歌手を目指した背景には、母親の影響が強くあることを明かしています。母が挫折した夢を自身が引き継ぎ、最後の約束である「紅白に出るまで辞められない」という意志を胸に、何度も頑張ってきたといいます。その絆が今でも彼女の原動力なようです。
番組の最後には、丘みどりの母に対する深い想いが込められた名曲「秋桜」を心を込めて歌う姿が見られることでしょう。
自らの潔い美声で歌い上げる彼女の情熱を感じることができるこの特番を、ぜひお見逃しなく! 放送は5月5日よる9時から、BS日テレで。