音楽ファンの皆さま、特にシティポップ愛好者にとって待望のニュースが届きました!2025年7月7日、大滝詠一の最新インストゥルメンタルアルバム「NIAGARA SONG BOOK 3」から着想を得たイラスト・ブックが発売されます。この書籍は、アーティスティックなビジュアルで知られるわたせせいぞうが手掛けたもので、彼の作品を通じてナイアガラ・サウンドの新たな魅力を表現します。
本書は、これまでリリースされた「NIAGARA SONG BOOK」シリーズの伝統を受け継いでおり、過去には永井博や河田久雄という著名なイラストレーターがジャケットを飾ってきました。それに続く形で、わたせせいぞうもまた自らの50周年を迎えるタイミングでこのプロジェクトに参加し、その集大成とも言える作品を生み出しました。
「NIAGARA SONG BOOK 3」は、全曲の楽譜が含まれているため、単に視覚的な楽しみだけでなく、音楽家にも実用的な内容となっています。これにより、ファンはお気に入りのトラックを演奏しながら、心を打つイラストを楽しむことができるのです。
また、この書籍の出版日には同名のアナログ盤も登場。完全生産限定のクリアヴァイナル仕様ということで、コレクターズアイテムとしての価値も高まること間違いなしです。レコード好きにはたまらない一品となるでしょう。
わたせせいぞうは、1945年に兵庫県で生まれ、福岡県北九州市で育ちました。早稲田大学を卒業後、サラリーマン生活を送りながら漫画を描き始め、1974年にはプロの漫画家として活動をスタート。以後、「ハートカクテル」という作品で名を馳せ、大人の恋愛をテーマにした作品が高く評価されました。音楽ジャケットや企業広告、雑誌のイラストも数多く手掛け、文化的な影響力を持つアーティストとして知られています。また、北九州市漫画ミュージアムの名誉館長でもあり、幅広い世代に親しまれています。
一方の大滝詠一も、今年でレーベル設立50周年を迎えた大御所。シティポップの先駆者として、日本の音楽シーンに多大な影響を与えてきました。彼の音楽は、聴く人に懐かしさや郷愁を呼び起こし、世代を超えて愛されています。
今回のコラボレーションにより、両者の持つ独自の世界観が融合し、今までにないナイアガラ・サウンドの映像化を実現しました。これからの作品の展開が非常に楽しみです。音楽とアートが交差する瞬間をぜひ、皆さまにも体験していただきたいです。このイラスト・ブック「NIAGARA SONG BOOK 3」は、音楽と視覚芸術の相互作用を楽しむ素晴らしい機会となることでしょう。お見逃しなく!